泣く赤ちゃんと泣かない赤ちゃん

朝は芝刈り機が届いたので芝刈り。これまであまり気にしないで手でやっていたが、長過ぎるようで、機械を導入したのである。しかし、機械を導入したとしても、少しずつ刈らないといけないらしいので、ちょっとだけしてみるが、これ毎週少しずつやらないといけないのか……。

昼から病院へ。今日も娘はぐっすり寝ているが、ときどき起こしてミルク(10ml)を飲ませたりする。抱いていても泣かなくなったので、授乳クッションの上に乗せて、ずっと抱いていた。あったかいな〜。後で聞いたら、抱いている姿がほほえましいと看護師さんたちの間で話題になっていたらしい(父親が抱いていると珍しいのだとか?)。

すっかり工学系なので、入力と出力がないともやっとするのだが、ミルクがほしいときにミルクじゃないものを出すと明らかに手ではねのけるところとか、要求が満たされるとぴたっと泣き止むところとか、寝る姿勢にもこだわりがあって正しいポジション(ベッドの上より、クッションの間に挟まっている方が好きらしい。横から見ると、笑ってしまうような感じだが……)じゃないと眉間に皺を寄せるとか、新生児はそれほど正確に手を使えないだろうし、そんなに複雑なことは考えてないんじゃないかと思うのだが、分かっているふうで行動しているのがおもしろい。(お腹にいるときから、胎動のタイミング的に、なんだかこだわりが強そうだったけど)

病室で、Twitter で勧めていただいた「赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ」を読む。

赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ

赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ

3カ月までにしか使えないようだが、大変具体的に書いてあり、3カ月までは効果てきめんのようだ。一昨日は上下にゆらゆらしたら泣き止んだが、この本にも正しいゆらゆらの方法が書いてあって、納得。上下や左右に揺らしても、正しいやり方を守れば、揺さぶられっこ症候群にはならないそうである(自分のやり方も、腕だけを使って上下に揺らすか、自分の身体全体を使って上下に揺らすかだけの違いで、この本に書いてあるのと、子どもが動く量や速度的には同じだった)。おくるみにくるむとよい、という話も、2日目に来た母がテキパキとおくるみを作って子どもを巻き、病棟の看護師さんがびっくりしたそうだが、やはり赤ちゃんは手を動かなくさせると子宮の中にいるようで、安心するのであろう。個人的にはおくるみに巻きたいのだが、病院にいる間はできないか……(というか、ほとんど泣かないのでおくるみの出番すらないかもしれないが)。

また、以前こちらも別の方から Twitter で勧めていただいた「カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」も出産前に参考になった。

カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座

カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座

結局産まれてみないと分からないな〜、と思っていたし、実際産まれてみたらかなりおとなしい子なので、こんなことはしなくてもいいのでは? と思うところもあったが、アメリカの文化と日本の文化差についてが興味深かった(これを興味深いと思わない人はいるかもしれないが)。「魔法のスイッチ」にも同様の話が書かれていたが、アメリカと違って赤ちゃんが夜泣きもギャン泣きもしない文化(アフリカやイヌイット)も世の中にあり、そういう文化ではおくるみのようなもので赤ちゃんをくるんで24時間母親と子どもが一緒にいて、常に赤ちゃんがほしがったら(母親が寝ていても)母乳を吸わせる、というような話がとてもおもしろかった。むしろ、日本の文化的にはアメリカではなく後者ではないかと思うのだが……。(なんで、自分も子どもには割とべったりしててあげたい)

新生児は刻々と変わるようなので、自分も数ヶ月後には全然違うことを言っているかもしれないし、どうなっていくのか不安半分、期待半分である。

ただ、出産直後の母親はこんな本を読んでいる体力も精神力もない(本を読むくらいなら睡眠あるいは飲食あるいはシャワーしたい)と思われるので、妊娠中に読んだ方がいいのではなかろうか。

あと、夕方に両親が訪問に来ると聞いていたのだが、18時と言っていたのに17時半に来て、慌てる。シャワーや授乳のタイミングもあるので、母はいいのだが、父(というか、自分や医師以外の男性)が任意の時間に部屋に入られると困るのである。出産のときも、上記の理由により、家族といえど母以外は許可なく来ないように、と伝えていたのだが……。とはいえ、両親と子どもが収まった写真も撮れたので、結果オーライかな?