保育園も十人十色

昼間はちょっと出かけて保育園の見学。西東京市(旧田無市)には古くからやっている保育園は数えるほどしかない(ずっと認可外だった保育園も、10年ほど前相次いで認証保育園になった)。去年の3月に[twitter:@mizuno_takaaki] さんから三鷹市の保育園事情をお伺いしたときは認可保育園と認証保育園の違いも分からなかったが、この数ヶ月でいろいろ調べ、そういうことだったのか〜、と思ったりする。

結局我々は世帯の収入的には認可と認証だと認証に通わせる方が(助成金があるので)安くなるため、金銭的に認可の方がよい、ということがないので、結局は保育の内容が最重要。そもそも母から「お給料の全額を注ぎ込んでも子どもを預けて働いた方がいい」と言われていたので、月々10万円を超えるくらいは覚悟していたのだが、全然そんな金額ではなかったので拍子抜けした。

しかしこの金額で(それなりの補助金が保育園に支援されているのは知っているが)よく回せるなと思う。この2倍取っても文句は言われないのではなかろうか?これでは長く続けようという人がいなくなってしまいそう。公立の保育園は地方公務員待遇だろうからよいとして、この数年この地域では公設民営保育園が急増しているので、そういう保育園の保育士の待遇はどうなんだろうか。

これまでに認証の保育園をいくつか回ってみたが、行く前から聞いていたように、保育園によって全然雰囲気が違ってびっくりする。最初に見たところはビジネスライクもいいところで、ここには預けたくないと思わせるに足るものがあったが、2番目に見たところは一言で言えば体育会系、ご飯はボリュームで勝負、病気は気合で治す派。今日見たところは文化系で、ご飯はバラエティーで勝負、病気は付きっきりの看病で治す派。それぞれ向き不向きがあるだろうし、千差万別でおもしろい。

あちこち見学するまでは、家から近い方がいいかなと思っていたのだが、こうやって見て回ると、家に近いからといって子どものことを(文字通り)親身に考えてくれるとは限らないので、少し遠回りになっても安心して一緒に育てられるところに預けたいと思った。

見学の後は武蔵野茶房で一息。おいものパフェがおいしかった〜。