東大から首都高を経て首都大へ

朝に家を出発して一路車で柏まで。[twitter:@ta_makino] さんのご紹介で、この3月末でなくなってしまう東大高木研究室からサーバを1台譲っていただけることになったのである。研究室の立ち上げ期にこうやって支援していただけるのは本当にありがたい。

最初は下道で行こうかと思っていたが、高速を使った方がよい、とのことだったので、大泉学園から高速に乗る。すぐ着くかと思ったら渋滞していてかなり時間がかかる。さらに三郷ICで間違って高速を降りてしまい、結局下道で行くことに……。渋滞していなければ1時間らしいので、余裕を見て2時間半前に出たのだが、結局15分遅れで着いてしまった。

サーバ室に案内してもらうと、NAIST松本研が使わせてもらっていた共用サーバ室の3倍くらいの広さの共用サーバ室。うらやましい。首都大はそもそも共用サーバ室がないようで、今のところ教員室か学生室に置くしかないのである。お金を出せば借りられるスペースがあるのだろうか?(学内にあるとしても、敷地の広さ的に、南大沢だろうけど……)

お昼ご飯をカフェテリアで食べてまったりしていると、[twitter:@mkasahara] さんがいらっしゃる。@mkasahara さんは相談員という東大のアルバイト(?)の先輩で、最後にお会いしたのはどこかよく覚えていないが、Treasure Data の立ち上げのパーティ的な会であったような気がする。相談員をしていた学部生の当時、自分が将来情報系の教員になっているなんて、つゆ思わなかったが……。

@mkasahara さんと、ゲノム系の研究のお話をお伺いしたり、自然言語処理機械学習的な研究のお話を紹介したり。分野が違う(けどそこまで離れているわけでもない)人と話すと勉強になるな〜。

柏のキャンパスは広くてきれいで、よい場所である。学生が少ない、という話を聞いたが、教員の立場からすると、学生が多いのがよいか少ないのがよいか、微妙なところである。手のかかる学生が多いと研究室が破綻するので、そうなるくらいなら、別に多くなくてもいいんじゃなかろうか。うちも人数的にはD:M2:M1:B4=3:4:4:4くらいが限界だろうか(今の部屋には16個机がある)。今年は0:1:5:4で、来年には限界に近くなるけど……。

帰りは全部高速で帰ろうと思ったが、どこかのジャンクションで間違って降りて首都高の料金を2回払う羽目になり、かつ新宿で右折しないといけなかったところを渋谷まで行ってしまってやる気をなくし、下道に降りて新宿まで引き返して甲州街道で日野まで。外環道路はまだしも、首都高には乗ってはいけないと思った。そもそも、自分は吉祥寺より都心側で車に乗ってはいけないようである(免許を取ったのは三軒茶屋だが、そこも都会で奈良に行ってからもしばらく車に乗りたくなかった)。

研究室に行って設置してみるも、ラックにつけるレールを詰め忘れてしまったことに気が付き、着払いで送ってもらう。電源を入れると普通に起動。部屋の電源が足りるか不安だったが、めでたしめでたし。ちょっと音が大きいので、本格的に使えるのは隔離できる場所を確保してからかな。夏以降?