新しいことを始めるミーティング

午前中は情報抽出・深層学習勉強会である。シルバーウイークは研究室の勉強会を入れないことにしたので、今日の次はさ来週になるわけだが、欠席する人が目立つ。長期休暇中は各自のペースで研究を進めてくれればとは思うが、自分の進捗報告を2回連続欠席(しかも1回は無断)する、というのはちょっと研究室的にもよくないので、注意する(と言っても研究室に来ないのでメールでするしかないが)。

原稿を書くので忙しい、という大義名分はあるので、別に原稿以外の進捗を求めているわけではないのだが、週1回の進捗報告くらいは、ちゃんと顔を出してほしいと思っている。生活リズムが崩れると昼間外に出にくくなるのだが、週1回くらいは昼間に研究室に来る用事を作っておかないと、後戻りできないくらい生活リズムが崩壊し、授業期間になっても研究室に来られなくなる危険性があるので、わざわざ週1回は来ないといけないようにしているのである。

昼過ぎは機械翻訳勉強会。ニューラル翻訳に興味がある、という学生がいたので、ぜひやってみて、と焚きつけてみる(笑)しかしいま研究室にあるサーバでは非力なので、早く新しいサーバを買いたい。400万円強の計算サーバをコース予算で買ってもらえることになったのだけど、早く来ないかなぁ。12月に来ても遅い(年明けよりはましだが)のだけど……。

午後は教授会。いつもはすぐ終わるのだが、博士論文の審査がある回は長引く。今年から博士論文の審査資格(いわゆる D マル合)があるので、ちゃんと内容を聞いて審査する(というか、これまでは資格がないのに延々話を聞いていた)。やはり自分に関係があるかないかで身の入り方が全然違うので、審査資格をもらってよかったように思う(自分の研究室で博士号を取得する学生は、まだ数年先のことだが)。

教授会のあと、コース長から「ちょっといいですか」と話があり、数人の教員で打ち合わせ。基本的に仕事の依頼なのであるが(着任当初から前出しがあったが)、必要性のある仕事で、かつやりがいもあるので、微力ながらお手伝いをば。首都大の様子もようやく分かってきた一方、歴史的経緯を知らないのは知らないで、空気を読まずにやって行くのが自分に期待されている役割だと思うので、行きすぎたことをしていたらシニアな方々がそっと軌道修正してくださると思って、いま提供できるベストエフォートで取り組みたい。