知っている人に渡すための名刺

朝出勤してメール処理。午前中は南大沢から4月に来る修士の学生と話したり。南大沢から自転車で来たそうだが、それは大変なような……。

昼過ぎも学外から4月に来る修士の学生と話したり。日野キャンパスの周辺は学生街ではないので、なかなか手頃な物件がないのかなぁ。八王子駅周辺に住んだ方が便利だろうし、豊田駅周辺に住むメリットはあまりないような気もする(近々駅前にイオンモールができるらしいので、できたら暮らしやすくなるだろうけど)。

合間を縫って名刺を作ったりする。首都大に来た直後に日本語と英語の名刺を合わせて200枚注文したのだが、もうなくなってしまいそうなのである。英語版の名刺を渡して効果があった試しがないので、今回は日本語版だけ注文……。600枚両面印刷カラーで送料込み$150なので、1枚あたり20円ほどだろうか。日野の生協で注文することもできるようだが、200枚で5000円弱なので、ほとんど変わらないしな〜。

単に紙に印刷されていればいいだけならもっと安い業者もあるのだが、配ることが目的ではなく受け取った人に覚えてもらう・喜んでもらうのが目的だし、数年に1回しか注文しない(所属が変わって余っても無駄になる)ものなので、ちょっと張り込んでいるのである(知らない人に自己紹介のために渡す目的もあるが、この日記の読者の方に初めてお会いしたとき1枚お渡しするのも大きな目的の一つである)。

午後はコース会議の議事録作成。来年度はもっと仕事が減るとよいのだけど、数字の調整をする仕事が増えるので、より苦手な方向に行くかも……。年度の初めにひたすらリマインダを設定しておかないと、いろいろ忘れてしまいそうである。

夕方はベンチャー企業の方の研究室訪問。いま抱えている課題をお伺いしたりする。すぐどうこうするという話ではないが、なにかお手伝いできることがあればお手伝いできたらいいなと思うような、さわやかで熱意のある方々だった。うちの学生にはこういうところでアルバイトしてもらいたいな……。(場所が遠いのがネックであるが。中央線一本で行けないと、通うのが大変)

夜は論文誌のコメント。英語で書く場合と違って日本語で書く場合は、表現そのものを書き換えるのではなく、可能な限りコメントを入れるようにしているが、コメントだけでは修正できない場合はどうしても書き換えるしかなくなってしまうので、添削になるかコメントになるかは、自分と相手の能力によるのかなと思う。英語で論文を書いている場合はお互い表現のレパートリーがないので、コメントだけでは「ここがまずい」ということは伝えられるが、「どうすればいい」まで伝えられないことがあり、これは添削する側の力量不足なので、反省するばかりであるが……。