年度末のコース幹事はつらいよ

朝出勤し、ひたすらコース幹事の仕事。カウントしたら、この日だけで7時間幹事の仕事をしていた。翌日が休日だから仕方ない面もあるが、ちょっとこれはいくらなんでも……ではないか。

昼から卒研の発表練習。60秒の口頭発表(ポスター紹介)が完成していなかった学生のチェックをして、他の人たちはポスターの出来をチェック。A0 のポスターの印刷できる共用のプリンタがあるのだが、事務に言わないと使うことができず、卒研発表会の前日(つまり明日)が休みなので、今日の営業時間中に印刷しなければならないのであった。(A4 をペタペタ貼る場合は大丈夫だけど)

そういえば首都大のワーク・ライフ・バランス実現のための研究支援制度に応募したところ、来年度前期の TA を申請したもの全てについて(授業だけではなく、研究室内の基礎勉強会についても)認めてもらえたので、大変ありがたい。毎年このように TA のお金が出せるわけではないだろうけど、週55時間のお仕事を週40時間に減らす一方で研究時間も確保するためには他の部分の負荷を減らす必要があるので、経済的に支援してもらえると助かるのだ(このお金が出なくても、TA として手伝ってもらう必要があったが……)。ひとまず今年を乗り切れればいいのだが、耐えられるだろうか。

午後から大学院のプロジェクト演習の最終成果発表会。あまり結果は芳しくなかったが、終わってみると就職活動と研究の合間を縫ってみんなそこそこがんばってくれたのかなと思う。結果が微妙なのはかけた時間が少ないせいで、それなりに時間を使ってもらえるものだと思ってテーマを選定した自分の責任なので……(あるいは参加者の事前知識を見誤り、かなり勉強しないとベースラインすら動かせなかったという問題もあった)

この演習は期間的には顔合わせと発表会の期間を除くと12週間ちょいなので、3カ月のインターンシップに行くのと同じような感じなのだが、インターンシップだとフルタイムで(少なくとも週40時間は)時間を使ってくれるのに対し、授業だとミーティングの時間を含めて週2〜3時間くらいしか確保できないようなので、取り組める内容は1/10以下なのである。毎週ちょっとずつだけ時間を確保されても、前回の復習をするだけでその週の進捗が終わり、ミーティング時間が尽きてしまうために、進みようがない。ある期間集中でそれ以外の予定を入れず毎日やるようにする、とかのほうがいいんじゃないかなぁ。ただ、それでもせめて2週間ほしいけど、現実的には1週間が max だろう(自分も本気でべったりやるなら3日くらいが限界か?)。

ま、どういう感じで進むのかは分かったので、さ来年の演習のときにはもっと適切なテーマ・形式を選べるかな。ハッカソン運営ガイド - Google Developer Relations Japan なんかも参考にしてみよう。

夕方もコース幹事のお仕事。原稿を差し替えたりするのだが、原稿提出〆切が金曜日、スライドの提出〆切が月曜日で発表が水曜日なのはよいとして、火曜日が休日なので全然余裕がない。2営業日くらいほしいところである。そして幹事と助教が分担して卒研の発表会の予稿集を印刷するのだが、幹事1人の分担として50人分の予稿をカラーで7部印刷・ホチキス止めすると、4時間弱かかった。完全に張り付いていないといけないわけではないとはいえ、これはちょっと教員の負担が重いのではなかろうか……。

結局東京行きの終電になり、東小金井駅からタクシーに乗った(武蔵境まで行っても深夜バス料金を取られる上に30分待ちのため)が、来年はさすがに進行が分かったのでもう少し余裕を見て仕事ができればと思う。