毎年少しずつ改善していく

朝8:50から実験運営委員会(学部2〜4年生の実験や卒研関係の運営をする)だったので、7時に家を出る。人数が増えると可能な時間が限られるのである。首都大の情報通信は実験は基本的に助教の人がする仕事で、教授と准教授はほぼノータッチ(4月中だけアカデミックライティングの指導をする)だが、今年度はコース幹事なので参加しているのであった。

今回卒研の予稿集のカラー印刷が大変だったので、配布用と閲覧用のうち配布用の印刷の廃止を提案したところ、教員には現在もPDFで配布しているし、閲覧用も廃止でよいのでは、ということで印刷は完全廃止になった。すばらしい。その代わり、学生が各自30部程度印刷してくる必要はあるのだが、予稿の提出〆切あとに差し替えたいと連絡しなくても、自分で最新版を印刷してくればよいことになり、不利な変更というよりは有利な変更かという気もするので、これで決着かな?

午前中は NLP自然言語処理)若手の会シンポジウムに関するメール。ちょっと始動に時間がかかったが、2月中に意見を集約して今年のシンポジウムの方向性を決めていきたい。

お昼はコース会議。2月のコース会議は実験の成績や卒論・修論の成績を決めないといけないので、けっこう長くなると聞いていたが、3時間以上かかるとは……。日本学生支援機構奨学金返還免除者を推薦する審査なども(基準はNAISTとほぼ同様)。ちゃんと研究し(て査読付きの国際会議か論文誌で発表し)たら普通に免除になる感じだと思うし、アルバイトに精を出すくらいなら研究した方が得だと思うけどな〜。

夕方は研究室に行き、北海道(言語処理学会年次大会)のホテルを予約したり。我々は本会議3日目に卒業式があるため、チュートリアルの前日に行き、本会議2日目の昼に帰る予定。(本会議の懇親会は出られないが、若手の会の懇親会は出られる)

夜は2時間強、言語処理学会の査読関係のお仕事。毎週なにがしか読んでコメントしないといけないことがある気がするのだが、こういう機会があるのでずっと新しい研究に触れていることができるわけで、ありがたいことだなと思った。