冬学期も大詰め

昨晩から朝にかけて、特別研究(いわゆる卒業研究)発表会の予稿の確認。みんな言語処理学会の年次大会の原稿をコピペしただけで、ページの半分くらい空いていたりしてまだ書けそうだったので、事例を追加してもらったり表を追加してもらったりする。最後までベストを尽くすという姿勢が大事かなと思うのである。

昼から修士1年生の期末評価の発表練習。10分の発表と5分の質疑応答で、さすがに11分を超えてはまずいので、短いのはともかく、長い場合は削ってもらわないといけないのだ。発表練習のあとお互いコメントを言い合ってもらうのだが、最近は内容に関する質問ではなく建設的な改善案がポンポン出てくるようになってきて、すばらしい。

ちなみに、内容に関する質問が出るというのは、発表が分かりにくかったということなので究極的には発表者の責任だと思うが、発表者はその場で出た質問に回答したらそれで終わったと思ってスライドを直さなかったりするので、質問した人は回答を聞いて理解した内容を受けて「それならこのスライドはこうしたほうがいい」というアドバイスまでしてくれると嬉しい。(そこまでするのは能力が必要だが、そういう気持ちで聞いてコメントしていると、できるようになっていく)

午後は特別研究のポスター発表練習。今回は A4 で印刷してきてもらい、プロジェクターで A0 サイズに投影してもらいつつ、みんなでコメントを書き込むスタイル。その場では時間の問題で言えないことも、書き込むスタイルならみんなフィードバックできるので、少なくともポスターの発表は今後もこうしようと思った。(口頭の発表練習も、学内のものはさておき、対外的な発表の場合は同様にしたほうがよさそう)

帰宅後、言語処理学会年次大会のワークショップの原稿の添削。週に2往復したいのだが、1往復しかできていないなぁー。