アメリカに住むということ

週末、業者にインテリアを頼んでいたので朝から立ち会い。とはいえ手伝うわけでもなく手持ち無沙汰で気まずい。なんとなく他にやることがあるふりをしてみたりする (小心者)。引っ越しのときも、全部お任せパックにすると圧倒的に楽なのだが、梱包したり搬送したりしている人がいる横で iPadFacebook を見たりする度胸がないので、段ボールの荷物を整理したりしてしまうのだが、それと同じ感じだろうか。

昼に新しくなった車検証を取りに行く。これで次の更新は2年後か〜やれやれ。

午後は家でまったりと過ごす。そんなに暑くなくて過ごしやすい。夕方に少しだけ外出。ケーキを買ってくる。

夜は本を読んで過ごす。「工学部ヒラノ教授のアメリカ武者修行」を読み終える。

工学部ヒラノ教授のアメリカ武者修行

工学部ヒラノ教授のアメリカ武者修行


これまでの日本の話にはちょっと食傷気味だったので、アメリカでの話 (Stanford で PhD を取った話、Wisconsin で研究員をした話、そして Purdue で客員准教授をした話) がたくさん載っていておもしろかった。ただ、あんまり同級生・同僚と交流していないのかなんなのか、あるいは何十年も前の話を思い出して書いているせいか、外側から見たような話が多いので、いまどき海外に留学している・働いている人のブログを読んだり Twitter をフォローしたりするほうが、アメリカの大学生活についてより生々しく分かるんじゃないかと思う。(学会の招致の裏話とか、確かに長年研究をやっている人でないと体験しない話なんかもたくさんあるので、必ずしも若い世代のブログや Twitter による情報発信と重なっているわけではないから、どちらもそれなりに意義がある)

あとアメリカつながり (?) で「(株) 貧困大国アメリカ」も読む。

以前も書いたことがあるが、堤未果による「貧困大国アメリカ」シリーズ3部作の完結編である。1作目は医療 (保険・年金)、2作目は教育 (教育ローン)、そして3作目は農業 (遺伝子組み換え作物と特許) を切り口に、いかに現在のアメリカが二極化しており、貧困層がものすごい勢いで拡大しているのか、という現状をリポートしている。遺伝子組み換え作物について、学部のとき少し調べたことがあるのだが、状況は変わっていないどころか、さらに悪化していて、取り返しがつかない感じである。また、このシリーズはどれもそうなのだが、圧倒的な筆力で、さすが読ませる。(自分は前の2作とも読んでいるはずなのに、日記を検索しても感想が出てこない……) 

自分もアメリカにいて、お金があったら住みやすいだろうなぁ、と感じたが、やはり日本はそんなにお金がなくても快適に過ごせるという意味で、なんだかんだいってとても住みやすい国なのだと思う。「アメリカに住みたい」「アメリカで働きたい」などと思っている人は、一度このシリーズを読んでみるとよいと思うのであった。