勉強会は聴講より紹介するほうが勉強になる

朝、電車で行くか車で行くか迷ったが、そういえば明日は都心に行くのだということを思い出し、車で出勤。

昨日講義資料を印刷しようとしてコピーカードがなく、家に持って帰ってきたかと思って自宅を探してもなく、研究室を探しても見当たらない。とりあえず授業の時間が迫っていたので事務でコピーカードを借りようとしたら、実はコピー機のところに忘れていて事務室に届けられていたそうである。よかった〜。コピーカードに名前を書いてはいけないそうだが、紛失すると困るので、自分のものだと分かるようにシールを貼っておいた。

情報理論の授業は今日で一通り終了。来週は授業のまとめとアンケート、テストの返却なのである。だいたい14回の授業でどれくらい話せるかが分かったので、来年はもっと配分を考えよう。

昼一は学内の委員の仕事。複数人の目があるというのはよいものである。(日程調整が大変だけど)

午後に健康診断。今年35歳になったので、胃のレントゲンの対象になっていたのだが、胃のレントゲンは午前中しか受付をしていないそうで、受信できなかった。せっかくご飯を抜いて来たのに……。

夕方は根津に移動。ICML 2013 読み会に参加するのである。詳しい内容は PFI Research Blog の「ICML 2013 読み会を開催しました」 にまとまっているので割愛する。会場の使用時間ぎりぎりの午後10時まで白熱した議論があり、どれもそれなりにおもしろく、質疑も活発で楽しかった。翌朝が早かったので夕ご飯に参加できなかったのが残念だが、[twitter:@hiroara] さんといろいろお話して帰れたので満足。

首都大に来てから学内に自然言語処理に詳しい人が自分しかおらず、機械学習も研究グループで勉強会を開いたりできるような規模ではないので、こういう形でいろんなところにいる人が集まる会に参加すると大いに刺激になってよかったのが、帰り道、逆に自分はこういうのに参加させてもらうばかりではなく、自分でこういうイベントを企画して (西東京に) 機械学習自然言語処理の拠点を作るということをしていったほうがいいのかもな、と思ったりする。もちろん、最初は参加者が自分 (と関係者) しかいなくてしょんぼりという感じかもしれないが、継続は力なりということで、ずっと続けていれば人も増えてくるだろうし……。

というのは、今回の ICML 読み会にはお茶の水女子大の学生さんたちが4-5人来ていて、最初 [twitter:@issei_sato] さんかどなたかが声をかけて来たのかと思ったら、電車の中で話を聞いてみたらそうではなく、[twitter:@unnonouno] さんのツイートを見て参加しようと思って来た、とのことで、そういう形で自分の少し外から人が来てくれるというのはすばらしいことであり、自分もそんな場所を作りたいと思ったのである。(ちょっと首都大は外から人に来てもらうには場所が微妙なのだが……)