「アメリカで働く」を現実にするための方法

連日の暑さでちょっと脱水症状になってしまったのか、熱中症的な感じになってしまった。家にはエアコンが2台あるのだが、リビングが広く、冷却効率を考えるとあまりつけたくないし……と思っていたが、体調を崩しては元も子もない。(寝室は小さいからいいのだけど)

寝っころがりながら『「やりがいのある仕事」という幻想』


を読んでみた (読んだのは紙のほう) のだが、さすがにこれはちょっと……。1日1時間の執筆で1週間で書いたらしく、それで新書1冊書けるというのはすごいと思うのだが、むしろこういう本を書いてほしいと企画する編集者はいかがなものか。

最近読んでおもしろかったのは実績とコネ:米国の就活で大事なモノという記事かな。アメリカは日本よりはるかに学歴社会・コネ社会なので、日本の方が就職活動に関しては遥かに公平性が高いのではないかと思う (リクルーター制度とかそういうのがあるにせよ、大学に入るときは親が金持ちだから優遇、なんてことは少なくとも国立大学ではありえない) が、どこに行ってもそれなりの苦労はするものだし、それが楽しめるかどうかかな?

上記リンク先の方が書いた別の記事を以前この日記で取り上げたことがあるので、「MIT 留学」で自分の日記を検索したら、別の記事が見つかって、結局当該の記事は見つからなかった。いつ書いたっけな〜。頑張れ、新留学生〜レンガを積むが如くという記事を紹介した記憶があるのだが……。(1年くらい留学していた自分も、この記事の気持ちはよく分かる。名文なので、読んでみられることをおすすめする)

ちなみに、自分が2010年に書いた日記を読み返してみると tetsuo-s くんが登場しているが、その彼はいま Microsoft Research (シアトル) を経て、3回目 (4回目?) のインターンシップでいまはシリコンバレーにいる :) 日本にいる人はとかく「アメリカの有名大学 (企業) に行きたい」と思っている人が多いと感じるのだけど、本当に行きたいなら、みなさんのやるべきことは、まず日本を一度数ヶ月以上 (数週間ではダメ) 離れることじゃないかと思う。