助教は3年目から給料の伸びがフラットになる

ピロリ菌を除菌したせいか、あるいはまだ胃酸を抑える薬を飲んでいるせいか、最近は胃に関する不調はなくなったかな。ピロリ菌を除菌すると、むしろ胃散が活発に出るようになるので、逆流性食道炎はひどくなることもあるらしいし、薬を飲まなくなってからあとのほうが気になるが……。

今週末は所用で2日間とも出かける予定で、e-mobile もつながらないところで合宿なので、朝に洗濯。そういえば、去年の夏前はよくこうやって朝に洗濯していたな、と思い出す。1人だとあまり洗濯物が出ないので週末にまとめてやればいいのだが、2人暮らしだと平日に洗濯しないと洗濯物がすぐいっぱいになるのだった。

よくよく考えてみると、助教になってから3年目だが、この3年で有給をまだ10日くらいしか消化していないので、年度末ごとにどんどん消滅していっている。この年度末でも消えるし、今年の修士論文が終わったら2-3月は有給を取ろうかな。大学に来なくていいだけで、通勤時間2時間かけなくてよくなるので、かなり仕事が捗りそう……(←有給だけど休暇じゃない)

今年 (H24年度) の源泉徴収票が届いていた。

支払総額: 5,851,203円
給与所得控除後の金額: 4,138,400円
所得控除の額の合計額: 1,519,214円
源泉徴収税額: 164,400円

去年は額面534万だったので、それから額面では50万円近く増えているように見えるが、住宅手当 (月3万) と通勤手当 (月2万) が増えただけなので、この2つを抜いた可処分所得はほとんど変わっていない (家賃に払っている金額は、住宅手当を入れるとほとんど同等)。また、今年度は1日で終わるトークのようなもの以外兼業をしていないので、手取りは相当減った (その割には、忙しさは変わっていないような気も)。

家のことを考えると、徒歩10分以内に4路線の駅があり、京都駅まで出るにもドア2ドアで20分かからない場所で、2LDKを借りても家賃が月6万しないいまの環境だからよいが、東京だと家賃はいまの2倍くらいするだろうし、住宅手当がなかったら厳しいだろうな〜。家賃は手取りの1/3までにしておいたほうがいい、とは言うが、みんなどうやりくりしているんだろう……。とりあえず立川や吉祥寺のあたりを調べてみたが、これは厳しい。

ちなみに国立大学助教の年収シリーズは今回で最後になる。ここから先のカーブはきっとみなさんご想像の通り。長年のご愛顧、感謝する次第である。

(2013-01-28 追記) コメントにもいただいたが、「助教3年目」というのは最短で来ていても31歳であり、大学院に行かず学部を卒業して22歳で就職した人と比べると、比較対象として適切なのは少なくとも勤続3年目の人ではなく、8年目の人である。(授業料を支払ったり、その間稼いだりできないのを差し引くと、もっと差は広がるが、それを無視したとしても。)

今日のことではないが、共著の論文誌が通ったという話と通らなかったという話と、両方聞く。通ったのはよいのだが、通らなかったのは自分にも責任があるので、申し訳ない。この2年でだいぶ論文の書き方が身に付いたのだが、2年前は分かってなかった。逆に言うと、通し方は分かってきたからこそ、通すための論文を書くのではなく、書くべき論文を書いて通さないとも、と思うのであるが。他にも嬉しい知らせを聞いたのだが、論文誌は後回しにしてよいことはあまりないので、出せるうちに出して一区切りつけておいたほうがいいと思う。(国際会議に投稿することに比べて、あまり気乗りのしない作業であることは、自分も重々承知ではあるが)

そういえば昨日は [twitter:@tom_shibata] さんのところに雑談に行ったりしたが、やっぱり何をするにも人が一番大事であるという話。でもやっぱり時間をかけて取り組んでいくしかないのだろう。「最近 Twitter や日記に書く内容が変わりましたね」とのご指摘、鋭い。

今年から Facebook を活用することにして、1日1回程度はなにか書くことにしているのだが、Twitter や日記と同じことを書いてもおもしろくないので (自分自身、TwitterFacebookMixi で同じ内容の投稿を何度も見たくない)、メディアごとに書く内容を変えているのである。Twitter は今後も private モードにしたりすることはないと思うが、Facebook は直接話したことがある、あるいはオンラインでもそれに近いくらい交流がある人しか friend 登録しないつもりで、発言ごとに公開範囲を調整しているのである (昔 Mixi でも Google+ でも同じようにしようとして挫折したのだが)。35歳になったらこの日記は一区切りしようと10年前から考えているのだが、どのようにするのがいいか、いろいろと悩んでいるところである。

来月末のコーパス日本語学ワークショップに向けて、リリース予定のデータ・プログラム (実験)・原稿等々追い込み中。vimdiff 使えばかなり作業が楽になった (当社比5倍速) のだが、某アノテーションツールの仕様により、これまで作業したところ全部また見直さないといけなくなり、心が折れそうになる。とりあえず今月はこれ以上作業できないので、来月かな……。原稿は来月まで待ってくれないので、1月末まではそちらに注力しないといけない。今週はもう明日しか使えないのだけど……。