特別扱いしなくなることがひとまずの目標

朝から寒かったが、乾燥しているので洗濯してみたり。7月は湿度が80%を超えていたのだが、もう50%以下。昼と夜の寒暖差も激しいし、よくこんな気候のところに都を作っていたなと思う。

昨日買った『「女子」と「就活」』と「女子のキャリア」を読む。

先日のNHKスペシャルで、30歳を超えると一気に妊娠しにくくなる、という内容の番組が放映されて、だいぶ危機感を煽っているが、だからちゃんと事前に知識をつけて自衛しなさいよ、という本と、メディアの言うことを鵜呑みにせず、データの見方を身につけて、嘘に騙されないようにしなさいよ、いたずらに不安にならなくてよいですよ、という本。

これまであまり語られてこなかった不妊問題が取り上げられるようになったのはよいことだと思うが、無闇に不安にさせなくてもいいんじゃないかなぁ。

ちきりんさんのブログでなぜ昔は、学歴も年収も低くても結婚できていたのかというエントリがあって、確かに昔と比べると収入が右肩上がりである保証がなくなったのと、女性が学歴をつけることに抵抗感がなくなったのは、大きいのかもなぁ、と納得。今になって女性が高望みするようになったというわけではなく、常に急速に発展するという段階を日本が過ぎてしまったということで、これはこれで仕方ないような気も。

あと、日本も外国の人が働きやすくなってきたとはいえ、まだまだお客様的に周りが扱ってしまうこともあるし、他の人と変わらないように、もっと無茶ぶりしたほうがいいんじゃないかな。もちろん配慮は必要だが、問題に当たる前に障害を取り除くのではなく、当たったときにちゃんと相談したりできるようにするとか、サポートしてあげるとか、多めに時間をとってあげるとか、そういうのでいいから。

女性のキャリアといっても結局男性も考えるべきことだし、環境に3割異性がいると特別扱いできなくなる、という話なので、ひとまず情報系に3割女性を増やせたらいいな。