9月の自然言語処理研究会@東北大学は学生参加費無料!

午前中、仕様書の問い合わせ。連日これに時間を取られる。一応乾先生にお願いして前回の仕様書と、最近の仕様書をいただき、かなり参考にしたのだが、文書化されていない注意点が多い。諸般の事情により、オフィシャルには書けないのかもしれないが……。もう松本研にいる間は金輪際回ってこないだろうが、この (バッド) ノウハウはどのように引き継げばいいのだろうか。次の助教の人にだけ伝えられればいいのだけど……(恐らくそのとき自分は研究室を離れているだろう)。

午後は学内実習のミーティングが2つ。Pythonデバッグをしてみたり。そのうち自分の知らない言語で書かれたコードのデバッグもするようになるのだろうな、と思った。基本的に自分は相手に合わせるのである。shuhei-kくんが「Scalaはすばらしい」と言っていたが、Scalaもそのうち使うことになるのだろうか。自分一人だとなかなか始められないので、そういうのも悪くないけどな〜。(プログラミングについては学生のほうが最先端を追っかけていると思うので、いろいろ教えてもらいたい。)

夕方、BCCWJのタグを見る。とりあえず今回はここまで、というのを決める。ちょっとずつでも前に進めれば、まだましかなと……。

夜、メールの返信をしつつ、査読を終える。また終電直前になってしまった。お盆明けからほとんど毎日、帰宅は日付が変わるころである。ぎりぎりまで粘らないでできればいいのだが、なかなかそうも言っていられない。

そういえば、受験生の問い合わせがちょろちょろあるのだが、9月の入試で松本研希望の人はどれくらいいるのだろうか。最近言語学習・教育における自然言語処理の研究をしたい、というメールを年に数件いただき、嬉しいことではあるのだが、修士で入学する人はいざ知らず、これから博士で入学したいという人は、恐らくその人が博士号を取るまで自分は松本研にはいないのではないかと思う (来年の4月時点で、3年間の再任が可能であるとはいえ、残りの任期は2年しかないし)。もちろん松本研は松本研なので、自分がいなくても松本先生が面倒を見てくれるので、学生は心配することはないのだが、ちょっと後ろ髪引かれる思いである。1年半一緒に研究できたら、あとはメールベースでも電話会議でもよいと思うのだけど……。

9月2-3日開催の自然言語処理の若手の会シンポジウムの準備が佳境に迫っている。こちらも楽しみである。今回は連動して開催される情報処理学会自然言語処理研究会 (NL研) の学生参加費が無料になったので (多謝!)、近隣の学生の方は参加されやすくなったのではないかと思う。東北大学の乾・岡崎研究室も、できて数年なのに学生の人気はトップを争い、学部生の配属でも学年トップ20位以内のような学生でないと入れないほどだとの噂である (真偽に関しては不明) が、学部1-2年生でもいいので足を運んでみるといいのではないかな。

2週間くらい前からすっかり涼しくなり、夜は窓を開けて寝ているのだが、もう明け方は寒いくらいである。東京だと窓を開けて寝ると喉を痛めそうだが、こちらは湿度が高いので、窓を開けていても喉が痛くなることはないのである。夜のエアコンがなくなってから、朝起きても身体がだるいのと、消化不良で逆流性食道炎気味になっていたのは消えたかな。