意味の通らない英文を読むのは菩薩行

朝から移動。新幹線の中で作業。ひかりでもN700だと無線も使えるし、人もそこまで多くないし、快適。しかし英文チェックの作業の方がしんどい。自分も人のことはあまり言えないが、読んでいて意味が分からない文章って脳にかけるオーバーヘッドが非常に大きいのである。(自分の場合、文字通り食事が喉を通らなくなるくらい消耗する) コンテクストで推測できるならまだましだが、本当に謎なことがままあるし……

韓国にいる間はなんともなかったのに、日本に戻って来たらまた逆流性食道炎が再発。これがあると昼ご飯を食べるのが困難だし、夜は眠るのが困難なので、大変しんどい。一度胃カメラを飲んだ方がいいんだろうか。海外出張で溜まった仕事をひたすら減らさないことには、飲む時間を作ることもできないのだが……

午前中から誤り訂正・検出ワークショップの打ち合わせ。久しぶりなのでけっこう議題がある。共通タスクでコンテストをするのはオーガナイザーの負荷が非常に高いということが分かった (他のワークショップにも参加しているので分かるが、相当本気でやらないとグダグダになりがち。実は今回のワークショップはガチでやっているので、けっこうやることがたくさんある) が、いろいろと勉強になった。無事各システムから結果ももらって出力をチェックしているところなのだが、データを準備するのが一番大変なのである。

昼はきいろという和食の店。ご飯がおいしい。食後にドリンクも出るし、ここはけっこうよいかもしれない。(ただ、外苑前に来る用事がそんなにないという問題があるか……)

夕方は国立情報学研究所人工知能学会編集委員会。いろいろ議論があり (2時間予定のところが2時間半)、論文誌にこれまでは投稿するばかりだったが、受け付ける側はこんなにいろんな問題 (学会で検討しなければならないこと) があるのだなぁと、びっくりするばかりである。

夜実家で夕飯を食べるが、消耗しすぎていてなかなか喉を通らない。夏バテかもしれないが、仕事の負荷が上がるとときどきこうなるのである (韓国に行く前もそうで、韓国にいる間は大丈夫だったが、帰国して元に戻ってしまった)。そして食後に英文チェック (こちらは投稿中の論文)。なかなか終わらない……。