先輩のチェックを受けて書き直す

朝6時に起きて授業の資料の作成。毎年少しずつ変えているが、4年目にしてそろそろ収束してきた。

午前中は情報工学演習(アルゴリズム演習)の授業。ちゃんと演習しようとすると、8回の授業では全然足りないので、演習だけで15回のコマ数がほしいなぁ。うちの学部はそもそもプログラミングができる段階で入ってくる学生はほとんどいないので、とにかく書いて書いて書きまくる、というのを学部の低学年のうちにやれるとよいのだが。

昼から COLING と関連シンポジウム・ワークショップの発表練習。発表練習って、自分が発表でなくても聞きにきてほしいのだけど、聞きに来ない学生もいて、難しい。10人ちょっとなら目が届くが、20人以上いると誰が来ていないかも(わざわざチェックしないかぎり)よく分からないし。せめて自分に関係する発表や進捗報告のときは、ちゃんと前に来て聞いてほしいのだけど……。(前はゼミスペースがあったので、勉強会のときは座席を移動できたのだが、学生数20人を越えてゼミスペースがなくなり、各自の座席で聞くのを許容してから、勉強会のとき聞きやすい位置に移動する学生としない学生に分かれてしまった)

夕方は研究会。言語処理学会年次大会の目次発表で、来年3月に発表を希望する人は、この段階で仮のタイトルと目次案、共著者一覧を全員で共有することにしているのである。

結局今日聞いただけで11人が発表希望で、さらにその後2人から発表希望を聞き、途中で数件脱落することを考慮しても10件は発表することになりそうで、教員の負荷軽減のため、今年から初めて論文を書く人は2回目以降の人からの添削を受けることを原則義務付けてみる(添削する学生には、RAまたはなんらかの形でアルバイト謝金を払っている)。誰かに添削が集中したりしないように調整したりするが、なんとかそこそこバランスしそうなので、今年はこれで試行してみよう。(去年は [twitter:@moguranosenshi] くんに負荷が集中したのがよくなかったので、今年は負荷分散)

去年から、基本的に学部生は全員8-9月の NLP 若手の会シンポジウムでポスター発表、そして3月の言語処理学会年次大会で口頭またはポスター発表してもらう(本人の希望により、前後の NL 研になることは許容)ことにしているので、最低でも4件程度は毎年発表するわけだが、10件を超えると割と前々から準備しないと厳しいので、インフルエンザなど体調だけは気をつけてなんとか乗り切りたい。