たのしい研究グループをつくる

毎日行きか帰りかどちらかで近鉄が遅延している気がするのだが、日本の電車ってこんなに遅延するものなんだろうか……。

午前中、中村研で IWSLT (機械翻訳に関するワークショップ) のミーティング。チーム作りからちゃんとやろうという人たちばかりなので、多分しっかりしたチームになるであろう。今年入学したM1の人たちとまだほとんど研究の話をしていないのだが、機械翻訳に興味があると言っていた人、いるかなぁ……。(時間があれば雑談したいのだが、まだ数人としか話していない) 去年までは機械翻訳を研究テーマにしたくてもやりにくかったと思うが、今年以降は相当強力な体制なので、日本で機械翻訳の研究をしたい学生さんはNAISTに来るとよいと思う。(残念ながら、自分のエフォートのほとんどは色々な場所に分散していて、せっかくそういうチャンスが来たのに、自分は20%以下しか翻訳に関する研究に従事できないのだが……)

昼から新しく始まったCJE++勉強会。[twitter:@kevinduh] さんがリーダー。毎回論文紹介と進捗報告をするのではなく、論文紹介の日と進捗報告の日を分けてくれるそうで、こうするのは自分 (=小町) が参加する勉強会が多すぎるので、忙しかったら進捗報告だけ聞きにくればよいように、考えてくれたそうだ。「そうしないと負担が減らないでしょ?」と言ってくれ、不覚にも泣きそうになる (忙しいのは自分の処理能力の問題なのだが……本来いまの時期は研究室的な負荷は高くないのだが、住まいが変わったり新生活が始まったりと、仕事以外で負荷が高いのであった)。新しいCJE++はコアメンバーが9人で、一気に松本研最大の勉強会になり、ミーティングも大変活発なので、今後が非常に楽しみである。

午後は研究会。前回までは研究テーマや研究グループの紹介だったのだが、今回からはガチの研究進捗報告。研究員とD3の人の報告なので、M1の人たちからすると「ポカーン」という感じかもしれないが、自分も入学直後はみんなが何を話しているのか理解不能だったことを思い出したりする。とはいえ、やっぱり新しく来た人には研究の雰囲気慣れてもらえればいいだろうし (博士まで進学したらどのあたりまで研究を深めるのかという到達点のサンプルになる)、これでいいのだと思う。