人が変われば組織も変わる

朝、妻が初出勤日なので一緒に起きて朝ご飯。一緒に出ようかと思っていたのだが、だいぶ早くに出るようなので断念し、見送る。ゴミ出しをしたり洗濯物を畳んだりしてから自分も出る。朝の時間でも電車が混んでいないのが救い。

午前中、先週の仕事の続き。色んな方が新天地に行かれているのを頼もしく思う。[twitter:@sla]さんがIBMの基礎研究所からPFIへ、[twitter:@oxy] さんが京大からNIIへ (PFIも継続)。自然言語処理関係では、[twitter:@taiichi84] さんが東工大からグリーへ、[twitter:@neubig]さんが京大から NAIST 松本研のお隣りの中村研 へ、[twitter:@Yucchiiro] さんがNIIから東北大学乾研へ、[twitter:@XianchaoWu]さんがNTT CS研からバイドゥへ。人が動くといろいろ変化するが、ことソフトウェアエンジニアリングや研究に関しては、こういう刺激はプラスに働くと思う (移動する人も、移動を受け入れる組織も)。変化を拒むようにはならないよう、気をつけたい。

昼、[twitter:@kevinduh] さんと2人で研究室のテレビを使い、学長の所感表明演説を聞く。学内の主要な部屋はテレビがつながっているので、研究室にいながらにして中継を見ることができるのである。

演説自体はいつも学長通信で書かれてらっしゃるようなことだったので、新しい発見があったような感じではないのだが、@kevinduh さんと雑談しながら (日本の大学や学生について話しながら) 聞いてみたり。国際化という割には、外国人教員が聞きにくい演説を学長がするのはよくないのかも、と思ったりもする。(教職員向けなので、談話がこのスタイルになるのは仕方ないかもしれないが、学長通信は英文もあったほうがいいような?)

午後、9月に開催を予定している英文文法誤り検出ワークショップの準備。思ったより簡単にできるところと、逆に思ったより対応が難しいところがあり、難渋する。しかしここにそこまで時間をかけられない事情もあり、中途半端なところで妥協することに。悩ましいものである。

夕方、論文の添削と確認。松本先生が添削戦線に復帰されたようで、ようやくそれぞれペンディングになっていた論文誌を出せそうになってくる。あと数週間で順繰りにみなさん投稿できそうな感じかな (論文誌をまとめて投稿するばかりになっている共著の論文が6本あるのだ)。まだの方はお早めに (笑)