PowerPoint で図を作ると論文にも研究計画書にもスライドにも流用できる

昼から電話会議。いろいろ自分でやらなければいけないことはあるが、手が回っていない感あり。しかしやはりデータを処理して動き出すとおもしろくなってくる。これから修士論文が本格化する人たちも、ここまで来られると楽しくなると思うのだけどな〜 (ある程度自分でプログラムが実装できないといけないのだが)

午後、ジースタイラスというところの方とお話。学生が就職するお手伝いをしているそうで、普通の就職では学生が説明会に出かけていったり試験を受けたりするのだが、「逆求人」という形で企業が学生のところに出かけていって試験をする、という取り組みをされているらしい。あまりうまく行かないのかと思ったが、制度を利用した人のうち10%くらいが実際にこれで決まったところに行くそうだ (逆求人で内定をもらう人はもっと多いが、内定をもらっておいて逆求人以外の普通の新卒ルートで就職する人もいるとのこと)。エンジニア以外の職種でも応募しているそうなので、興味のある人は調べてみるとよいかと思う。

夕方、「自然言語処理のための半教師あり学習」というタイトルで (使い回しの) M1 向けチュートリアル。スタッフと博士後期課程の学生が、主に修士の人たちに向けて、自然言語処理のトピックについて1時間程度話すというレクチャー形式の勉強会。自分は初めてこのスライドで話したのはたしか3年前で、そのときは40分くらいで終わった記憶があるのだが、今回は質疑も含めて1時間20分びっちり話す。少し短めに作っておいて質問を適宜受ける、詳しく説明する、というようにするほうが、時間ぴったり終わるようにスライドを作って淡々と話すよりいいな、と思った。12月-1月の講義でも、そういうふうに用意しよう〜。(授業は90分なので、60分ぶんくらい用意して30分くらい随時質疑応答できるように)

本日〆切の原稿があったのだが、少々お願いして〆切を延ばしてもらう (汗) 

手分けして書いているのだが、図表が多いので Word で書くといろいろ破綻する。最初から図表だけ PowerPoint で分けて作ったほうがいいのだろうか。自分は論文や研究計画書に載せる図表も PowerPoint で作る、と言ったら驚かれたことがあったのだが、PowerPoint で作っておいたらスライドやポスターを作るときにそのまま流用できるので、楽なのである。スクリーンショットを撮って論文の図表を画像としてスライドにコピペする人もいるのだが、あれは見苦しい (手抜きに見える) ので止めたほうがよい。ちゃんとスライド側でネイティブの形式の図表にしたほうがよいと思うのだ。まあ、逆に考えると、PowerPoint で作った図を論文や研究計画書に貼り込むのは手抜きに見えるのかもしれないが……(表は LaTeX で論文を書いているときは LaTeX の形式で作るが、Word のときはコピペ)

先日タイの国際会議で [twitter:@tomo_wb] くんと原稿の分担について相談していると、通りがかった sanae-f さんが「なにか打ち合わせですか?」と聞くので、どの章とどの章をどちらが書くか相談しているのです、とお返事したところ、「ああ、それは偉いですね。ちゃんと「共著」になっていますね」と誉められたのだが、確かに……