iPad でスキャンした本を読むなら i文庫HD、論文を読むなら GoodReader がおすすめ

一気に寒くなる。東京が初めて零下になったというニュースを見たが、それも納得。

午前から午後にかけて引き続き論文の添削。小さいところと大きいところと区別せずコメントを入れてしまうのが自分の悪いところだが、ストーリーに関わるような重要なところは赤、スタイル (好み) によるようなところは青、というように分けて入れたほうがいいのかもしれない。

午後、研究費申請書の作成。時間があまりないのでちゃんと書き上がるか不安だが、とりあえずひたすら埋めるしかない。7ページ埋めるのはけっこうしんどい。

研究資金獲得法 ~研究者・技術者・ベンチャー起業家~

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を裁断して iPad に入れて読んでみる。内容的には別に目新しいことはなく、少なくとも科研費の申請書の書き方について知りたい方は
科研費獲得の方法とコツ 改訂第2版

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をお読みになるほうが遥かに役立つであろう。iPad電子書籍は (専用のリーダーで) これまで普通に読んでいたが、スキャンした PDF は読めるかどうか心配だったが、普通に読めるな。無料で 5GB もらえて、GoodReader からも i文庫HD からもデフォルトで接続できる、ということから、SugarSync (←ここから登録してもらえると、自分と登録した人の両方に追加500MBもらえるので、使ってみたい人はこちらからしてもらえると嬉しい (笑)) を使ってみる。Dropbox は普段の作業用に、SugarSync はスキャンした本等の管理に、と使い分ける予定。

読むだけなら GoodReader より i文庫HD のほうが読みやすく、書き込みができないのが痛いと思っていたのだが、論文と違って本だとそこまで書き込みたいと思わないので、i文庫HD で十分であった。逆に、検索できるように文字認識 (OCR) かけて PDF に埋め込むのは時間がかかるので、とりあえず論文だけは OCR をかけて、本にはかけないことにしてしまったし、GoodReader で一般書を読む意味もほとんどないので、i文庫HD でファイナルアンサーだと思った。スキャンした本が本棚にどんどん並んでいくのは嬉しいし、こんなに普通に読めるものだと思っていなかった (Kindle DX で読むのは苦痛でしかなかったし、iPad 1 のころは切り替えにけっこうもたついてストレス溜まっていたので……)。今度から、買った瞬間に裁断してスキャンして iPad で読む、というのもありかもしれない。(というか、本末転倒なので、最初から電子版を買いたいのだけど)

あと、スキャンした論文は Dropbox 上ではなく Evernote に取り込んでいるので、できれば iPadEvernote 上で GoodReader 相当のものが動いてくれるとありがたいのだけどなぁ。iPadEvernote は PDF に書き込めないし、Evernote から GoodReader を呼び出して書き込むと Evernote に書き戻せないので、GoodReader で書き込む予定の論文 (たとえば添削予定のものとか) は Evernote ではなく Dropbox 側に置いておくのだが、本当は論文は全部 Evernote で管理したいのである。

夕方 @tettsyun くんからシアトルでの生活についての話を聞いたりする。やっぱり研究のリズムを掴むのがけっこう大変みたい。何回か行かないと分からないよな〜 (自分も3回くらい行ってようやく分かってきた)