火曜日に抜歯したところが痛んで夜に起きたりする。起きていると我慢できないほどではないのだが、寝付くのを妨害する程度には痛い……。
3月の言語処理学会年次大会のプログラムが発表されていたようだ。自分は今回共著が8件。
- 水本智也, 坂口慶祐, 小町守, 内海慶 (ヤフー), 河野洋志 (ヤフー), 前澤敏之 (ヤフー), 佐藤敏紀 (ヤフー). オークション検索クリックスルーログからの属性値抽出.
- 三谷亮介, 小町守, 松本裕治, 隅田飛鳥 (KDDI研究所). 極大部分文字列集合を用いたWebテキストの語義曖昧性解消.
- 常吉高弘, 小町守, 松本裕治. 生成語彙論に基づく日本語の特質構造のランキング学習による自動獲得.
- 林部祐太, 小町守, 松本裕治, 隅田飛鳥 (KDDI研究所). 日本語テキストに対する述語語義と意味役割のアノテーション.
- 鳥倉広大, 小町守, 松本裕治. Twitterを利用した評価極性辞書の自動拡張.
- 田尻俊宗, 小町守, 松本裕治. 大域的文脈情報を用いた英語時制誤りの検出と訂正.
- 藤野拓也, 水本智也, 小町守, 永田昌明 (NTT), 松本裕治. 日本語学習者の作文の誤り訂正に向けた単語分割.
- 笠原誠司, 藤野拓也, 小町守, 永田昌明 (NTT), 松本裕治. 日本語学習者の誤り傾向を反映した格助詞訂正.
である。半分くらい共同研究関係であるが、今年は M2 でまだこれまで対外発表をしていなかった人たちにも積極的に出してもらうことにしたので、けっこう多くなった。文書の作成・校正支援というテーマセッションも、1セッションで全体討議の時間が取れるかなと思っていたくらいだが、予想に反して16件の申し込みがあり、2セッションも開催されるという嬉しい悲鳴である。3月はいろいろと仕事があるが、チュートリアルの日から現地入りしたいなぁ。
ちまちまと1日1時間ずつスキャンして、ようやくこれまでに7年間で読んだ全論文をスキャンし終えた (研究室にあったものと、家にあったものを含めて)。書き込みがなかったものは読んだか読んでいないのか分からないし、そもそも書き込みがないなら PDF の形でもう一度ダウンロードすればよいので、下線が引いてあるとか、コメントが書いてあるだとかで、なんらかの形で本文に書き込みがあるものだけをスキャンして700本あった。年間100本読んでいる、ということになる。多いか少ないかなんとも言えないが、最近は入学してきた M1 の人に「とにかく最初は100本国際会議の論文を読め」と言っているので、あながち無理なことを言っているわけではない、と思ってちょっと安心 (?)。
こういう話になるといつもtaroleo さんの記事を思い出すのだが、いまは読んだ記録は紙で残しておかなくてもスキャンしておけばよい (しかもスキャンしたら検索も可能になる) なので、便利な時代になったものである。Evernote に入れてあるので、家でも研究室でも検索できるし……。
そういえば、Google Docs だと i文庫HD で読めないと思っていたが、GoodReader から Google Docs のファイルをダウンロードすることが可能で、GoodReader から i文庫HD でも Papers でもなんでもファイルを渡して起動することができるので、i文庫HD が Google Docs をサポートしているかどうかはあまり関係なかった (もちろんサポートしてくれたほうが嬉しいけど)。
以上のように少しずつ3月以降の電車通勤の準備をしていたのだが、どうも車通勤でもよいような雰囲気になってきたので、ちょっと肩すかし。しかし車でいいと言われても、実は電車(+バス)+徒歩のほうが健康にはいいのではと思ったり、論文や本を読む時間も取れるしと思ったり、疲れた頭で運転すると事故りそうと思ったり、なんとも言えない。
週末は研究室の廊下のタイルの張り替えだそうで日曜日までずっとロックアウトされるので、みんなで19時に作業を終えて退出。今週末はゆっくり過ごせるかなぁ。