空きがあるからといって受け入れるわけではない

火曜日が祝日にもかかわらず授業日で出勤したので、振替休日を取る。4月30日と5月1日は休講日で、授業はない日なので、勉強会等もやらないことにしたのである(休校日ではないので、事務は空いているし、休みを取らない教職員は普通に仕事をする日)。

午前中は病院に行く。といっても検査ではなく、書類の発行を依頼するだけ。診断書1通書いてもらうだけでけっこう取られる。実験の欠席者で診断書を持ってきてくれた人がいるのだけど、これはレシートだけでいいな……。次回以降は診断書は不要であると伝えてあげよう。

午後は武蔵境駅南口の保育園を見学する。前に見学しようとしたらタイミングが悪くて見学できなかったのである。こちらの保育園はできてから10年ほどなせいか、若い保育士さんが多い。ゴールデンウィーク中だが平日なので、けっこう預けている人が多いようである。保育士さんたちは快活に働いているので好印象。Twitter でも、保育園を見学すると子どもはどこでも楽しそうにしているので、保育士さんたちが楽しそうかどうかに注目するとよい、保育士さんにとってよい職場はよい保育園、と教えてくださったので、ここはよい保育園なのだろう。一緒に見学した母親(上の子どもが小学生で、一時保育希望)も、妹が国分寺にあるグループの保育園を利用していて、このグループの保育園はとてもよい、と聞いていたのでこちらに来た、と教えてくれた。

ただ、一緒に見学した他の母親(妊娠9カ月)が「スタッフの保育士の有資格率は何%ですか(→A. 100%)」「子どもを入れるには点数みたいなのはあるんですか(→A. 認可ではないので点数はないが、選考はあるので空きがあるから入れるというわけでもない)」「2人目の妊娠も考えているのですが、もし2人目を妊娠して産休・育休を取得したら1人目は退園しなければならないのですか(→A. 退園しなくてもよい)」と、必死な感じだった。応答を聞くと、「そういう点を聞くのか」と大変勉強になったし、そう聞いてしまう気はよく分かるのであるが、我々的にはもっとのんびりゆったりな感じのほうがいいのではないかと思った。

なるほどな、と思ったのは、認可と違って定員が空いていれば点数で入れるかどうか決まるというものではなく、園長が選考して保育の方針などが合った人を入れる、という話。大学・研究室でも、定員があれば最大まで受け入れるものかと思っていたが、校風や研究室の雰囲気に合わない人は、入って来てもお互い困るのかもしれないなぁ。空きが出ても自分たちで手が回る範囲になるようにコントロールする、というのは大事だな、と思った。

夕方は家でひたすら国際会議の論文の査読。印刷し忘れたので、家にもプリンタはあるのだが、iPad で読む。最近は Evernote で PDF に直接書き込みができるようになったので、多少利便性が上がった(これまでは Evernote から GoodReader を開かないと書き込めず、しかも GoodReader で書き込んだら Evernote の PDF と同期されないので、手動で Evernote にコピーしていた)。ただ、iPad mini だとスタイラスなしで書き込むのは厳しい。iPad 2 までは指で書き込んだりしていたのだが……。論文リーダーとしては、iPad mini より iPad Air のほうがいいのかなぁ。