雨のオープンキャンパス

朝からオープンキャンパス。雨のせいか人少ない。

研究室ツアー、学生アルバイトの方々に手伝ってもらってなんとか開催。手際悪くてすみません……。午前の部、言語・音声コミュニケーションのツアーが10人集まってびっくりする。午後も合わせるとどこも例年並みだった。

一度研究室に戻ると @haplotyper さんが遊びにいらしていたので、言語教育勉強会の話などをする。そういえば機械翻訳系のポスターがないのだが、MT勉強会の誰かが作ってくれたりしないだろうか (笑) 9月の NLP 若手の会シンポジウムのときに発表してくれれば……

昼から学生生活紹介。スライド作成も含めてアルバイトの方に依頼する、ということに気がついておらず、3日前に急遽お願いしたのだが、楽しいスライドを作ってくださって大感謝。あとで事務の方から「学食が高いとか24時間研究室で生活できますとか本当は言ってほしくないんですが、生活紹介はとてもおもしろかったです」と苦笑されたが、在学生による学生生活紹介、楽しんでいただけたようである。

いいところばかり宣伝して入学してから「これは想像と違った」とがっかりされるよりは、利点と欠点両方見せて選んでもらうほうがいいと思うし、NAIST はたぶん利点と欠点が極端なので、ある人にとっては NAIST の利点は欠点に映り、ある人には逆に欠点が利点に映り、ということもあるし、合う人が来てくれる方がいいんじゃないかな。

たとえば、入学してから授業がたくさんあるのは嫌な人もいるだろうが(特に情報系出身の人はいつも文句を言う)、分野外から来た人にとっては初歩的なことも聞くことができてありがたいだろうし、都会から1時間くらい離れていて遊んだりアルバイトしたりするところがないのは困る人もいるだろうが、大学で静かに研究したり勉強したり、アルバイトも研究室内のアルバイトでいい人はこの上ない環境だろうし。

お昼ご飯を食べて午後のツアー、そして学生生活紹介。やっぱり去年よりは少ないみたいだが、去年以外の例年並み。去年だけ「研究力、教育力全国1位」の影響で人が増えたのだろう。松本研も、去年は例年の1.5倍の人が来たが、今年は例年通りの人数に戻ったようだ。去年は朝から晩まで食事もトイレに行く暇もなく(←冗談じゃなく本当です)ずっと立って話しっぱなしで、終わったら信じがたく疲労していてどうしようもなかったが、今年はゆるふわな感じでよかった。そのぶん、研究室ツアーの前準備が大変だったが……

id:keiskS さんの日記NAIST 小論文対策を知る。これまで20本くらい受験生の小論文を見てきたが、論文スタイルで書かないのであれば、@keiskSさんのようなスタイルで書くのがいいのではないかと思う。

オープンキャンパス後松本先生と話していて、昔は「落ちたと思って受かっていたら喜んでもらえるが、受かったと思って落ちていたらクレームをつけられるから、面接は厳しくしたほうがいい」という意見もあったのだと聞く。確かにそういうクレームを聞いたこともあるので、一理ある。あと嵩先生が入試の面接の合格基準を明確にしないといけない、という話で「そんなの簡単だ。入学させたい学生を合格にして、入学させたくない学生を不合格にすればいい」と言っていたそうで、それも納得 (笑)