准教授でも当たります委員長

午前中は大学院教務委員会の打ち合わせ(委員長の仕事)と、学振の評価書の執筆。論文紹介には結局参加できず。論文紹介、しばらく参加できていない。

お昼は受験生対応。うちの研究室の今年度の夏季大学院入試を受けたいという人のうち16人目なのだが、このペースだと問い合わせは最終的に20人を超えるだろう(例年と同様だと、うち10人が出願し、5人が受験して、全員合格するだろう。出願した人でも、NAIST の合格通知が首都大より先なので、半数は受験しないのである)。

午後は研究会。これまでの研究紹介に加えて、B4 の研究テーマの説明会。今年は去年までとさらに変えて、学生1人に1テーマとなるように研究テーマを割り振ることにしたのである。本当はあまり研究テーマを天下り的に与えたくないのだが、2年ある大学院と違い、学部生は1年しかないので、去年から9月までの研究テーマは研究室で用意したものから選んでもらっている(10月以降変更したい人は変更してよい)。

こうすると、少なくとも研究的に筋がおかしいテーマをやることはないし、研究について聞ける先輩が最低1人いるし、サーベイも自分でやらなくていい、というような利点がある。もちろん、自分で考えたテーマをやりたい人もいるだろうし、小町としてはそうなってほしいので、大学院に進学したらサーベイからやってもらうのだけど。

去年は1テーマあたりの学生数を調整しなかったので、B4 が全員 [twitter:@moguranosenshi] くんの研究テーマに集中し、彼の研究がほとんど止まってしまうという問題があり、今年は分散させるという制約をつけた。これで改善されるといいのだけど……。(翌日聞いたら、今年は逆に [twitter:@moguranosenshi] くんが出したテーマだけ選択する人がいなかったので、よかったのか悪かったのか謎)