工学部出身の人は時間を守る

10時から広報部会のミーティング。大学の教員は広報・教務(現在いる学生の教育)・入試(これから入ってくる学生の選抜)のいずれかの部会に割り当てられ、仕事をするのだが、自分は今年も広報らしい。

去年1年間はそうはいっても1年目ということでハードな仕事は回されなかったようだが、2年目なのでいくつか仕事をすることになる。

いつでも見学会の説明資料を印刷してから行ったので1分ほど遅刻したのだが、自分以外の人は20人ほどみんな揃っていて自分を待っていたようで、申し訳ない。「工学部ヒラノ教授」

工学部ヒラノ教授

工学部ヒラノ教授

NAIST図書館に買ってもらって読んだが、「エンジニアが守るべきものは時間(納期)。以上」と言うあまりのも簡潔な訓示を学生に言う学部長の話とか、時間は守らないとな〜と思うのであった (汗) 

内容は筆者のこれまで書いた本(一応ほぼ全て読んでいる)と60〜70%ほどは重複するのだが、この本が筆者の他の本と違うのは「平教授と役職付き(学部長、研究科長など)教授の違い」にフォーカスを当てているところで、「そんな違いがあるのか」と勉強になった (と思うということは、相当大学教員の仕事に足を踏み入れているということだが……)。残りの共通する7割の内容も、研究者の人なら「あるある」とほくそ笑みながら読める話であるし、大学院生(学部生)の人なら「へえ、(工学部・工学系研究科の)大学教員ってこういうふうに動いているんだ」と参考になるだろうし、読んでみることをお勧めする。

午後、戦略会議的ミーティング。こちらのミーティングももう両手で数えるくらいになるが、それぞれ研究室が全然違う人たちが集まって話すといろいろと刺激になる。自然言語処理がどう世の中で役に立てるか分からないが、自分が知っていることが役に立つというのは嬉しいことである。

夕方は研究室紹介の2日目。今日は授業(プログラミング演習)の初回と重なってしまったようで人が少なかったが、それでも新しい人が4人ほど来たようだ (授業が終わってから、昨日来た松本研第一志望の人たちも合流してわいわいと)。一人の学生さん、すでに2回話したことがあったはずなのだが、あまりよく顔を覚えていなくて、最初1分ほど初めて話す人かと思ってしまっていたく反省。

自分も学部生時代、1年間くらい最前列で授業を受けていたのに先生に覚えられてなくてがっかりした記憶が何回かあり、そういうことはしないよう気をつけよう。

夜、今日が誕生日だったので(Facebook で数十通おめでとうメッセージいただきました。ありがとうございます!)、ワイン飲みながらディナー。ケーキ自分で買いに行く時間がなかったので、歩いてローソンに行ってプレミアムロールケーキを買ったのだが、クリームが絶品。2010年モンドセレクション金賞受賞というのも納得。ケーキ屋で買うケーキより満足度高かった (笑)