オンライン越しにみんなが勢ぞろい

今日は一橋大学のソーシャル・データサイエンス学部・研究科の(オンライン)オープンキャンパス。内部的には SDS という略称である。大学院生の募集は今年度からスタートするので、着任前の教員も全員参加することになっているのである(着任予定の教員リストは9月に公開されていた)。

着任予定の教員紹介や、着任済みの教員による座談会(パネルディスカッション)、質疑応答やグループ相談など盛りだくさんであったが、実は新学部の教員が全員揃うのはこれが初めての機会であり、それぞれの先生方の思いを聞くことができたのが教員としてもよかった。事前に意識合わせを特にしていないのに、皆さん考えてらっしゃることがかなり似ていてびっくりした。

編集済みの動画が公開されているので、興味のある人はどうぞ。

受験希望者とのグループ面談については、事前に参加登録をしていたリスト的には人数がそこそこいたのだが、蓋を開けると自分の研究室希望で来てくれた人は5人で、オープンキャンパスとは別に問い合わせをしてくれている人と合わせると、(問い合わせのあった人全員が受けるとは限らないし)受験するのは多くても片手で数えるくらいの人数ではないかな。

昼過ぎは個別相談の希望者と1:1でミーティングしたりしたが、来年度は自分もあまり時間を取ることができないし(例年、新入生にはあまり時間を取っていないので、例年通りではあるが)、1年目からがっちりやりたい人は、欅さんの研究室を受けるといいなと思ってお勧めしている(欅研究室とは研究室運営で連携する予定で、どちらの研究室で入学しても勉強会や論文紹介等乗り入れでやるつもりなので、基礎知識的なところは変わらないはず)。

ちなみにこれは自分の予想であるが、一橋の SDS は学部生、修士、博士とそれぞれ違う性格の学生が集まるんじゃないかなと想像しており、修士の学生は修士の学生として、NAIST にいたときに経験していたような、飛び級する人もいれば他分野から来る人や社会人経験者もいて、ストレートに内部進学する学生がマイノリティになるくらいの、個性的な人たちばかりが来るんじゃないかなと思っている(そういう意味で、1期生が楽しみである)。

午後は事務処理をしたり、論文誌の原稿にコメントを入れたりなど。事務処理が地味に溜まっている……。