4月7日が誕生日で、いろんなところからのダイレクトメールで誕生日割引が送られてくるので使ってみたり。実はこういう割引券出すのはめんどくさいので普段あまり使わないのだが、たまたま持っていたのでラッキー。
いろんな方々の転職や就職の話を聞く。
@chokkanorgさんが東北大学乾研究室の准教授に着任したという話も聞き、東日本大震災からの復興にも時間がかかるかとは思うが、@inuikentaro先生と@yotarowくんともども、これから東北にも自然言語処理の拠点ができていくことだと確信している。@yotarowくんに加え@chokkanorgさんが合流されたということで、機械学習を用いた言語処理の新しい拠点になりそうに期待しているが、これから自然言語処理の研究に取り組んでみたい学部生(高校生)は選択肢に入れるとよいと思う。
研究室関係では @smly くんの就職も進学もあるんだよが感慨深い。自分も「大学か企業か」で悩んだが、最終的に「大学も企業もあるんだよ」という選択肢を提示したつもり。そういう先例を見ると「ああ、できるんだ」と思って後に続いてくれる人が出てくると思っている。@syou6162さんの「進学or就職?」=>「自然言語処理の研究者を目指します」も興味深い。ふたりとも、やりたいことベースで考えているところがすばらしい。
@unnonouno さんも「私は人生の岐路に立ったとき、常に困難な方の道を選んできた」でIBMを辞めてPFIに移られることを書かれているが、これはおもしろいことになる、と思っている。世の中は割と周囲の影響を受けるもので、リーダーシップがあったり専門性が高かったりする人がこぞってある方向に動くと、周りの人たちもそういう方向に動き始めることがあるが、「けものみち」とも言うべき未開の道を選択する人がこういう中核的な若手に増えてくると、あとに続くもっと若い世代も感化されて行くのではないかと思うのである。
自分も昔は「インターンなんて意味あるの?」「企業じゃ研究できないから大学じゃないと」「日本の大企業が安定しているよ」などなどと思っていて、周囲の人(特に先輩方)は「インターンは勉強になるから行ってみるといいよ」「企業はいろんな制約の中で解決策を見つけるから、それもおもしろいよ」「日本の企業が安定しているなんてことはないよ」などなどと教えてくださって、「そんなこと言っても本当かなぁ」なんて思っていたのだが、それぞれ自分の先入観(固定観念)は外に出て行くことで崩された。
自分も後輩(学生)に向かって、自分が先輩から言われたように伝えているので、そういう人たちも「本当かなぁ」と思って半信半疑聞いているのだろうと思うが、自分で体験するとか、同期の口からも体験談が聞けたりするとだいぶ様子が変わってくるし、いまの日本(の情報系の自然言語処理分野、だけかもしれないが)は変わりつつあるところなのだろう。
あと @issei_sato くんが中川研の助教に、そして@nobuyukishimizu さんが Yahoo!研究所と。Yahoo!研究所も攻めてますね〜。daiti-m さんが NTT CS 研から統計数理研究所に移られたとか、4月はいろいろ動きありますね。新しく就職される方も、職場を変わる方も、新年度が実り多いものになりますように。