来年度の言語教育勉強会

いろいろな人の進捗や近況を聞いたり。最近研究室にほとんどいなかったので……
夕方、hiromi-o さん、@seijik42 くん、@pavlocat くんたちとアジャンタへ。九州の話を聞いたり、関西の話を聞いたり。言語教育勉強会の今後についても頼まれる。来年度は4月から言語教育勉強会スタートできるので、新M1の人が入ってきてくれたら嬉しい (笑)

さて、NAIST の図書館で

を見つけたので読んでみる。突然外国人に日本語を教えることになった、という設定の読み物風の本なので、多少冗長ではあるが楽しく読める。日本語教育、いろいろ奥が深い。どんな応用でもそうだろうが、単に自然言語処理で全部解決、というものではない。やはり実際に日本語教育に携わっている人たちと連携することが必要で、問題分析せずに技術だけで解決できるものではないのだろう。
特に「教える」っていうのは難しいことなんだなとつくづく思う。大学院に入るまでは高校や予備校、学部での授業のような教員が前に立って話したい事を話す、というスタイルの授業が念頭にあったが、必ずしもこれは最適な教え方ではないし、相手に合わせて臨機応変に対応する能力も大事なのだなと思った。(というようなエピソードがいろいろ上記の本にも書いてある)