誰もがいつかは卒業していく空間

昼休みに抜け出してイオンの銀行まで銀行の引き出し・振り込みに。やたら人が多いと思ったら火曜市か。ATM も大混雑……

一休みして「高学歴の親はなぜ子育てに失敗するのか」

高学歴な親はなぜ子育てに失敗するのか (中公新書ラクレ)

高学歴な親はなぜ子育てに失敗するのか (中公新書ラクレ)

を読んでみる。う〜ん、ケーススタディはおもしろいだが、なにが「成功」でなにが「失敗」なのかよく分からないので、いまいちピンとこない。なにぶん自分も代ゼミの寮で住み込みチューターしていたとき、この本に出てくるような「医学部志望多浪生」だとか「親元を離れて寂しくなって依存してくる学生」だとかいろいろ見てきたので、ああ、あるある、と共感できるところは多々あるのだが……。

ふと思い起こすと、いま NAIST でチューターみたいな感じでのんびりやっているのが性に合っているのは、あのときの住み込みチューターみたいな感じだからかなぁ、と思ったり。毎日ちゃんと勉強してときどき息抜きに話に来るようなしっかりした寮生もいたのだが、ついつい意志に負けて遊んでしまう寮生とか、注意したら逆ギレする寮生とか、いろいろあったが、どうしてもみんな憎めないのである。こういうところに通わなくても東大京大に入るような人はそれはそれでよくて、なにかのいたずらで来てしまった人は、自分のリズムで勉強して、自分と向き合って、自分に合った行き先を見つけて「卒業」していってくれるような、そんな環境が好きなんだと思う。

帰ってきて勉強会x2。15時から20時までずっと勉強会。これはハード……。言語教育勉強会、今回は初めて Skype 会議 (研究室以外に4カ所から勉強会に参加) にしてみたが、意外と普通につながってびっくり。[twitter:@seijik42] くんと [twitter:@pavlocat] くんの修士論文の目次発表だったのだが、いろいろと松本先生からアイデアも出たし、[twitter:@shirayu] くんが的確なコメントをしていたり、楽しくなってきたかも〜♪

先日申請していたとある研究費の採択の連絡をいただく (正式な通知は年明け)。ありがたい。最近言語教育勉強会が拡大中 ([twitter:@mrcarrot] くんまで参加中!) なので、このペースでしばらく続けられるといいな〜