メールアドレス変更

職員証を発行してもらったので、メールアドレスを変更しに行く。mamoru-k@is.naist.jp から komachi (@から右は変わらず)になった。論文にも mamoru-k で書いているしはてなの id も Twitter の id も mamoruk なので、変更しないでそのままいる選択肢ももちろんある(masayu-a さんなんかは変更せず)のだが、一区切りつけようかな、と……。ウェブページのアドレスも http://cl.naist.jp/~komachi/ に変更。しばらく古いアカウントも使えるようだが、1ヶ月でログイン不可になり、メールの転送はそこから3ヶ月だけ有効だそうで、どれだけがんばっても卒業から4ヶ月でメールアドレスが使えなくなるらしい。最初から知ってはいたのだが、実際そうだと言われると「もう少し長くしてくれてもいいのに」と思う……。(学生も大手を振って NAIST のアドレスを出して活動しにくくなるし、実際自分も何回か GMail のアカウントを書こうと思ったことがある)

博士論文を送ろうとしてダイソー(100円ショップ)で冊子を入れる封筒を買ってきたのだが、ローソンで計ってもらったら郵便として送れる重さを超えているそう(ゆうパックにすれば送れるらしいが、700円から)で、@Wildkatze くんが郵便局に行くついでにエクスパック500を頼む。エクスパックは角2より少し大きいサイズの切手つき封筒で、この封筒に入るならどれだけ詰めてもどんなに重くても500円で送ってくれる(追跡サービスもついている)のである。

しかしながら、@Wildkatze くんの話では、どうも4月1日からちょうどレターパック500/350というのに名前を変えたようで、レターパック500を買ってきてもらえた。レターパック500エクスパック500とほとんど変わらないようだが、レターパック350とともに4kgまでという制限がつき(無茶した人がたくさんいたのだろう……)、さらにレターパック350というのは厚さが3cmまでという制限がついている。レターパック350は重量と厚さが違うだけではなく、対面で渡すのではなく相手の郵便受けに投函する方式での配送になる、という点も違うのだが、これはその点を重視する人かどうかでどちらでもいいという人もいるだろう。自分は4kgもあればまず十分なので、この変更はありがたい。

というわけでレターパック500に詰めて発送してみたり。毎日少しずつ送っているので、いつになったら終わるのか分からないが……。(あと6冊送るので1-2日かかりそう)

午後は3時間新人研修。逆に言うと新入社員でも3時間だけしか研修がなくて、それで即実戦投入って、すごい話だな〜。確かに博士後期課程に進学すること自体が「研究職に入社(お給料もらうのではなく学費を払わないといけないが)」するようなものなので、入社4年目みたいな感じではあるのだが……。

NAIST では「学長通信」として最近学長からのメッセージが公開されるようになったのだが、読んでみるとそれなりにおもしろい。たとえば最近のは国立大学法人評価の新聞報道を見てという記事で、大学の略称はこれまで NAIST がよく使われていたのだが、先日の新聞報道で「奈良先端大」という呼称が広く使われて認知度が高まってしまったので、今後日本では「奈良先端大」の略称が定着するのだろう、というような話が書いてあったり、なるほど、そういう見方をするのか、と感心したり。

奈良先端大は関東で言えば筑波大学のような形にしようとして作られたらしいのだが、筑波と比べるとまだまだ知名度は低いなぁ。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)のように、できてから50年でも8人ものノーベル賞受賞者を輩出し(うち1比とは利根川進)、国際的にも高い評価を受けている大学もあるので、来年開学20周年の NAIST も、あと30年したらそれくらい世界的な研究機関になっていればいいのだけど。北陸先端大も、(政治的な経緯によって設置された)石川県ではなく、元々の計画通り関東に作っていればよかったと思うのだが、惜しいものである。カリフォルニア州と日本はだいたい面積が同じなのだが、それでいてカリフォルニア州UCLA, UC Berkeley, UCSD など世界に名だたる州立大学群を擁しているし、StanfordCaltech などの私立大学の活躍を考えると、日本でも10校くらいの世界的な競争力を持った研究大学群ができておかしくない。旧帝大を中心に大学院重点化をしているので、たぶんそういう狙いはあるのだろうが、東大一極集中ではなくて、もっとそれ以外の大学もがんばれないかな〜(そうしたらやはり留学生が増えるのだろうが)

松本先生から「教授と准教授の先生方に挨拶回りに行った方がいいよ」と教えてもらったので、昨日と今日はひたすら情報科学研究科を上がったり下がったり。出張でいない先生方を除いたらこの2日でほぼ全部回れたかな? 「あ、新しい人ね。がんばってね」とあっさりしている方もいらっしゃれば(他に新しく着任された人たちも挨拶回りしているそうで、一人一人にそんなに時間をかけていられないのだろう)、「そんなところに立っていたら話せないだろう、ちょっとそこに坐りなさいな」と小一時間お話になったりすることも。確かにたくさん回って大変ではあったが、5分でも10分でも立ち止まってなにがしかお話したほうが確かに勉強になるな、と思ったり(考え方は人それぞれだけど……)。