情報処理学会全国大会と言語処理学会年次大会の共催でイベントが目白押し

今年の3月は東京大学本郷キャンパス情報処理学会全国大会と言語処理学会年次大会が共催になっているのだが、会誌「情報処理」2月号の特集を見ると、いろいろおもしろそうなイベント目白押し。今回は言語処理学会より情報処理学会メインで聞こうかな?

「どのイベントがおもしろそうなのか教えろ」と @tettsyunくんからのリクエストがあった(笑)ので、書いてみる。

  • 来るべきクラウドコンピューティングの世界 (9日9:15-12:15)
    • 見所: VMware 創業者の人が "Virtualization Renaissance" というテーマで、また Yahoo!Hadoop のアーキテクトやっている人が "Hadoop at Yahoo, Today and Tomorrow" というテーマで話しに来る。
  • 情報爆発時代における情報の信頼性とデータ品質 (9日15:30-17:30)
    • 見所: Modern Information Retrieval の著者でも有名な Yahoo! Research の Ricardo Baeza-Yates さんが "Information Relevance and Data Overload in the Web" というタイトルで話に来る。
  • 誰が, 何を, いつ, どこで, なぜ, どうやって翻訳するか? (10日9:30-12:00)
  • 人工知能研究の新展開--日本発世界へ-- (10日15:30-17:30)
    • 見所: 豪華パネリストが世界的な影響力を持つた研究をするにはどうしたらいいかという討論をする。(人工知能学会と共催)
  • JST さきがけセッション (11日9:30-17:00)
    • 見所: 情報系で走っている「情報環境と人」「知の創生と情報社会」という2つの領域のメンバー(6x2=12人)が15分ずつひたすら自分たちのやっている研究について話す。

ポジショントーク的な話を学会の偉い先生方が話すイベントもたくさんあるのだが、スケジュール的に被らずに(自分の個人的な興味として)聞きにいけるのはこんなところかなぁー

Modern Information Retrieval: The Concepts and Technology behind Search (2nd Edition)

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  • 作者: Ricardo Baeza-Yates,Berthier Ribeiro-Neto
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
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