iPad を待ちわびて

かねてから噂になっていた Appleタブレット型ノートブックが、iPadという名前で発表された。680g で10時間動くって、これは自分のためにあるようなデバイス(笑)

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eric-n さんとも話したが、国際会議にこれを持っていって、Keynote でプレゼンして、論文 PDF をこれで読み、会議の開催場所の Wifi でメール書き、はたまた SIM ロックされていないのでその国の SIM を挿せばそのままどこでも使える(micro SIM でないとだめだそうだが)と、三拍子揃っている。

日本での発売は6月以降順次らしいが、これは使いたいな。ちなみに日本語入力はこんな感じらしい。新しい Android 端末の Xperia に搭載されている日本語入力は POBox Touch と言って、これもソフトウェアキーボードのようだが、qwerty (日本語入力で使わない q を消すこともできるので werty キーボード?)配列で使うと、母音のキーが少し大きく、かつ、子音を押すと次に入れるべき母音のキーが巨大になって押しやすくなったり、ハードウェアキーボードを搭載しなかったことが欠点だと言う人はいるが、ソフトウェアキーボードだからこそできることもあり、今後数年(10年くらいかも?)しばらく各社試行錯誤するのだと思う。

ちなみに今年も Apple ではインターンを募集しているので、我こそはと思う人はぜひご応募を :-) 自然言語処理専門の学生はそんな大量に受け入れられないと思うのだが、インターン全体で数百人いたし、自然言語処理専門以外の人も仕事はたくさんある(アメリカの大学・大学院に通っている人がほとんどだったが、海外の大学から直接応募して来ている人もいた)ので、興味ある人はサイトを眺めてみては(応募する場合は早めに応募したほうがいい。2月だと遅いので、できれば1月中に)。

あと、実はKindle DX も買ったのだが、日本に帰ってきてからは論文は画面で見るか印刷して見るし、USB で接続しないと PDF が転送できないので意外に使いづらい。

Kindle DX with global wireless を買う(日本にも発送してくれる)と、日本でも無線が使えるらしいのだが、日本語のフォントが存在しないので、画像として埋め込まないと表示できないという問題はこちらのモデルでもあるらしい。Kindle DX (Global Wireless)対応のフォントとスクリーンセーバーはっくを適用すると PDF に日本語を埋め込まなくても表示できるようになるらしいので、これを当てて使ってみるかなぁー。そもそも、自分の Kindle DX は US wireless なので、日本では有線(USB)でしか使えないのだけど……。(US wireless と global wireless は価格が少しだけ違うようだ)