iOS 5 の iPad 用キーボード分割機能は縦持ち親指入力ユーザに朗報

午前中、鹿を見に東大寺に行こうかと思ったが、雨が降ってきたので予定を変更して普通に帰る。近鉄京都駅地下に降りたら「グランドオープン」と書いてあってなにかと思ったら、10月1日に開業したばかりのホテル近鉄京都駅らしい。駅30秒と書いてあるが、確かに階段を降りるだけでよいので30秒。これは便利〜 (使う予定は当分ないが……)

夜、研究室に行き Mac mini の OS を 10.7.2 に上げ、iPhone 4iPad 2iOS 5 にアップデート。ダウンロードに時間がかかった以外は全くなにも不具合なく完了。アップデートではまっている人もたくさんいるようなので、無事でよかった。

iPad に導入された片手でフリック入力に挑戦してみたが、ボタンが小さ過ぎて手許を見ないで操作できない (特に上向きのフリックが反応してくれないのと、確定ボタンが押しにくい) し、候補は左手側に出てくるので、1時間ほど使って断念。「iPhone のようなフリックがほしい」と言っていた人たちは、これで満足なんだろうか? iPhoneフリック入力をしていて iPad もお持ちの方は一度試してみるとよいと思う。一応 iPhone のキーと大きさは同じようなのだが、iPad の画面に見えると異様に小さく見える……

(iPadiPhone 同様のフリック入力をするための設定方法。iOS 5 にアップデートする必要あり。) 「設定」→「一般」→「キーボード」でまず「キーボードを分割」をオンにして、次に「各国のキーボード」→「新しいキーボードを追加」で「日本語テンキー」を追加し、任意のアプリケーションで文字入力モードになったら地球儀マークをタップして「日本語テンキー」に切り替え、「日本語テンキー」になったら画面右下のキーボードマークを長押しすると「分割」「固定解除」が選択できるので、「分割」を選択するとフリック入力できるようになる。テンキーの位置はキーボードマークをドラッグすれば上下に移動可能 (左右反転はできない)。

一方、「キーボードを分割」に関しては、確かに両手でゲームボーイのように (古い?) 縦に持って両方の親指で入力するスタイルだと、フルキーボード (qwerty) だと真ん中のキーがいまいち遠くて押しにくかったので、無理なく押せるところにキーが来て押しやすくなった。ただ、両方どちらの指でも押せたキーがどちらかの指でしか押せなくなったので、慣れるまでしばらくかかる模様。あと、個々のキーの面積が小さくなってしまったので、押し間違えないようにゆっくりタイプしてしまうので、タイプに少し時間がかかるようになってしまった。ただ、これも慣れるのは時間の問題だと思うので、しばらく分割キーボードで使ってみよう。