博士課程の学生のメンタルケアとマネージメント

Twitter のつぶやきが長くなってしまったのでこちらに転載。

そろそろ帰らないと明日が大変。しかし自分がM2のときはD3の先輩方がいつもこのくらいの時間まで残ってくれていて、一緒にローソンに行ったりジョイフルに行ったりしていたなあ。あの時間がなかったら博士に進学する心が折れていたかもしれないと思うので、ありがたかった。

ちなみにこの時間というのはジョイフルでモーニングセットが頼める時間。

博士に進学する人はメンタルケアが必要だと思う。セルフケアできるならいいけど、そうでない人もいるだろうから、もっと周りが支えてあげられるようになってないとかわいそう。

あと hiroya-t さんのページからの転載。

才シムさんによる「名将になるための10か条」、興味深い。
academiaで働いていくための心構えだと思って読むべし。

  1. 野心に溢れた仕事場を選べ。
  2. 勇気を持って若い世代を起用せよ。
  3. リスクを冒せ。恐れることはない。
  4. 選手と`ともに生きる'ことを意識せよ。
  5. 粘り強く議論し、自分の望みを伝えろ。
  6. 思い込むな。真実は自身で探求せよ。
  7. 他の分野からも積極的に学べ。
  8. 選手より豊富な知識を持て。
  9. 成功のために完璧主義者となれ。
  10. 後世まで語れる仕事をしろ。

1の「野心に溢れた仕事場を選べ」っていうのは、僕もすごくよく思います。
勝って当然の金満チームで戦うより、
貧しくとも向上心のあるチームで奮闘する方が楽しいと思うんだけどな。

そうだなぁ、としみじみ思う。工学系の大学の「研究者」って、選手ではなく監督の立場に当たる(助教の立場がちょうど選手と監督の役割が入れ替わる時期?もしくはプレイヤーコーチかもしれない)のだと思うが、選手とコーチと監督はそれぞれ違う仕事だし、コーチと監督は似ているが微妙に違うし、それぞれに大変なところがあるのだろうなーと思う。(「監督とコーチの違いは、コーチと選手との差よりも大きい」というのは岡田監督の言葉らしいが……)

自分は選手でいるのが好きなのか? コーチでいるのが好きなのか? 監督でいるのが好きなのか? ということを考えてうーむと唸っていた。しばらく(=35〜40くらいまで)は選手でいたいのだが、そのうち(=35〜40〜50以降)監督業に移行したいとも思っていて、その間が連続なのか非連続なのか分からないが、選手→コーチ→監督という順番に進むものなのだろうか? 先に断っておくと、仕事と年齢は(特にアメリカでは)関係ないとはいえ、自分のキャリアパスを考えると、40以降はマネジメントのほうがいいかなと思う。あとは現役選手として活躍できるうちに、どこまで活躍できるか、かな……。