せっかく東京に来ているので、ということで kenji-fu くんご夫妻と東京観光。元々夫婦2組で行く予定だったが、妻が急病で寝込んでしまったので急遽自分ひとりで行くことに。
築地に来たのは実はこれが2回目。1回目は、大学1年生のとき駒場で一人暮らしをしていて、その部屋に H 山と F 原が遊びに来たことがあったのだが、部屋で夕ご飯を食べて話していたら隣から苦情が出て、「それなら築地に行こう」と F 原が言い出した(んだったか、H 山が「朝まで海を見よう」と言い出した)ので3人で築地に行ったのであった。
そのときすでに午後10時か11時だったのだが、当時確か大江戸線がまだなかったので日比谷線かなにかで築地市場で降り、歩いて海辺へ行って(というか謎の施設に侵入して)3月だか4月だかの寒い中震えながら海に向かって「バカヤロー」と H 山が叫んでいた記憶がある。非常に寒かったが震えながら朝を待ち、漬け丼だかなにかを食べて帰った。最近まで「大人になってもこんな馬鹿なことができるとはすばらしい友人たちだ」と思っていたが、どうもやっぱり単なる馬鹿なんじゃなかろうか……？(笑)
という話はさておき、今日はまともな人たちと行ったので、築地の市場を試食したりしながら散策。けっこう楽しい。お店はほとんど12時-13時で閉まってしまうのだが、かなり楽しめた。赤坂のホテルに泊まっていたとき、宿泊していた外国人が「Fish Market はどこか」とフロントで聞くのを何度も目撃したのだが、確かにこれは観光スポットになってもおかしくないなー。シドニーの Fish Market はあまり見てもしょうがない感じだと思う(けど一応観光スポットだった)が、築地はおもしろい。
お昼は親子カレーというものを食べてみたのだが、これがけっこうおいしい！ 子どものころときどきカレーに生卵がかかって出てきたことがあったのだが、それに近い懐かしい味(カレーに親子丼の具が載っている、という感じだが、単にそれだけではないような)。インデアンカレーも生卵かかっているけど、これはあまり懐かしくなかったので、何回も食べたい感じではないが、親子カレーはまた食べてみたいかも……。
築地から月島までは大江戸線で2駅分だが、歩いたらすぐだとのことで、勝どき橋を渡って月島へ。月島といえばもんじゃが有名で、事前にいろいろ調べてあったそうだが、行ってみたら午後3時だったのでちょうど店じまい中。隣に「もん吉」という店があり、有名人の写真がぺたぺたと貼ってあったのでまあ行ってみてもいいかなと思って入ったのだが、最悪だった！
なにが悪かったかというと、最初「とりあえずお水3つください」と言うと「最低ワンドリンクいただいていますんで」と言われて kenji-fu くんと自分はとりあえず(夜の飲み屋的な金額の飲み物を)注文し、kenji-fu くんの奥さんは「水で」と言ったら、自分たち2人の分の飲み物はすぐ出てきたのに、奥さんの分はなにも出てこなかったり(忘れているのかなと最初思ったが、あとでこれは意図的に出さなかったのだと知る)、どうかしている(一応断っておくとワンドリンク要求されるようなオサレな雰囲気の店ではなく、肩寄せ合わないと入れないような手狭な店で、お世辞にもきれいとは言えない)。注文したあと「お冷や人数分ください」と確認したら、嫌そうに水を注いで机の上に3つどん！と叩きつけるように置くし(もちろん我々それぞれに配ったりしない)。kenji-fu くんの奥さん、つわりでお水も冷たくひえたものしか飲めないそうなのだが、水道水をそのまま入れた常温のぬるい水が出てきて、これもひどい。kenji-fu くんが自分のウーロン茶の氷を分けてあげていたのが泣けてくる……。
さらにひどいのは、(もんじゃって今日初めて食べたのだが)こういうお店ではどうも1回目は頼めば店員さんが焼いてくれるのが普通だそうだが、頼んでも「とりあえず油引いて具暖めてくださぁ〜い」と言うだけでやってくれず、再三頼んでようやく(これまた嫌々、具を飛び散らせながら)焼いてくれたという始末。味は悪くなかったが、店員の態度でおいしいものもまずくなる :-( 食べ終わりそうになったら「次の注文はありますか」と言われ、いや、いいです、というと速攻で片付け始め「じゃ、お会計」と追い出しにかかるし。
芸能人が来たときだけものすごく歓待しているんだろうか。なんなんだここ。こういう店は早く潰れてほしい。
と思って帰ってきてから検索したらクチコミ見ると他の人もひどい接客だったとたくさん書いている。みんな被害に遭っているのか……
2軒目に口直しで入ったおしお和店はもんじゃもおいしかったし、なにより接客がよい。いろいろサービスしてくれたし(笑) ここはまた来たいかな〜
というわけで、ちょっとアクシデントはあったけど、総合的に楽しかった！ 次回は4人で東京散策しましょう〜
