1年生

昼から勉強会に出て午後は研究会。去年の1年生も masakazu-i くんと hideharu-o くんは最初からただものではない感があったが、彼らは夏休み明けから研究独走状態に入ったのに対して、今年の M1 の3人(francisco-s さんも加えると4人)は7月の段階、つまり入学してから3ヶ月しか経っていないのにコーパス作りとか辞書作りとか実験とかしていて、この調子で修士進むとものすごく研究進むのではないか、と思わせる。

さらに彼ら・彼女らは研究ばかりしているわけではなくて、ちゃんと授業も出ているし(NAIST の1年生はやたら授業が多い)、それに加えて学内プロジェクトで添削支援サイトも作っている(週何回かミーティングしているみたい)ので、自分の M1 のときと比べると、恥ずかしい限りである(自分は研究や学校の勉強以外に取り組めるようになったのは M1 の秋以降)。自分の修士のころの研究(事態性名詞の項構造解析)を引き継いでくれる人も現れたみたいなので、これまでの研究もちゃんとまとめないと……

夕方7-8月以降のアルバイトについて相談しようと松本先生のところに行って話を聞く。「膝内側側副靭帯」聞いてもこれがなんだか分からない(そもそも読み方からして分からない)。「大後頭孔」これは「大」と「後頭」で切っていいのか? とりあえず辞書を探さないと……。

という話から始まったのだが、2時間くらい話すうち結局途中から脱線して半分以上脱線の話だった気がする。松本先生の初恋の話とか息子さんの教育の話とか(笑) 「こんな気さくに話せる先生いない」と言われたのだが、確かに自分の経験上ここまでフレンドリーな先生はほとんどいない。お酒を飲む人だと割りと学生を引き連れて飲みに行くといろいろ話してくれる人は時々いるのだが、お酒を飲まない人で、という制限をつけると、松本先生以外すぐには思い当たらない。