イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で今年の夏のサマースクールの学生を応募しているらしい。期間は5月19日から7月11日の8週間で、滞在費と食費は無料、お給料も大学院生には$3,600(現在ドル安なので35万円程度にしかならないが、2ヶ月でこれくらいもらえるのなら日本の学生的には妥当かな?)、学部生には$2,400出るそうだ。
The DSSI combines intensive mathematical studies, with collaborative, publishable research projects, and week-long immersive tutorials in specific areas of study, including:
- Databases and information integration
- Natural language processing and information extraction
- Information retrieval and web information access
- Machine learning and data mining
DSSI applicants should by fluent in one or more object-oriented programming languages and have some exposure to one or more of the following: data structures, software principles, numerical methods, and theory of computation. Although the summer school is oriented toward computer science majors, closely related technical majors with a strong interest in Information Science and sufficient background in computer science and mathematics are encouraged to apply.
一昨年南カリフォルニア大学のサマーインターン(あちらもお給料の出るポジションであった)に応募したときは10人くらいの募集に100人以上来たようで落選してしまったが、海外で少し学びたい・研究したい・働きたい学部-修士の人は出してみてはいかが?
蛇足になるがイリノイ大学というのは小山八郎記念奨学金というのがあって学部生は1年間授業料免除で行けるのでその筋の人はよく知っている名前かもしれないが、コンピュータサイエンスの分野では特にこのアーバナ・シャンペーン校は全米(ほぼ全世界という意味になるが)でもトップ3に入るくらい有名な大学で、シドニー大学に留学していたとき知り合った唯一の日本人の友人は、この小山八郎奨学金を辞退してシドニー大学に来たというので、一瞬耳を疑った(彼のために補足しておくと、大学を留年して1年イリノイ大学に行くか、それとも1年半で大学院を出て日本で就職するか考えて、後者のほうが早く社会に出られるのでそちらを選んだとのことで、そんなに驚かなくてもよかったとは思うが)くらいなのだが、海外は行こうと思えばほいほいと行けるものなんだなというのはその後大学院まで来て思うことである。学部生でどうしても留学したい人はさっさと大学院に進学したほうがいいし、理系のほうが文系より遙かに留学しやすい、ということは言えると思う。
