今日は木曜日で普段通りなら B3 の対面ゼミのために出勤する日なのだが、午後いっぱい留学生・留学委員会の仕事があるためにゼミを休講にして在宅勤務。そもそも定例の学科会議の日でもあるのだが、13時から17時過ぎまでやるようで、学科会議も欠席せざるを得ないので。
午前中は機械翻訳グループのミーティング。いつもは10時半スタートで、12時半プラスマイナス30分で終わるのだが、今日に限っては13時までかかり、そのままお昼ご飯を取る間もなく留学生・留学委員会のお仕事(交換・派遣留学の選考)に突入。
1人当たりの面接にかけられる時間は短いのだが、一応全員分の小論文は事前に目を通して採点していたので、書類を見ると「ああ、そういえばこういうこと書いていたな」と思い出すことができ、直接話を聞くとなるほどね、と思うことも多く、おもしろかった。こういう時期にわざわざ留学の希望を出すくらい行きたい意志が強い学生たちなので、できれば全員行けるといいと思うのだけど。
自分自身、学部生時代に交換留学制度でシドニー大学に行っていたのだが、アメリカとかイギリスみたいにみんな行きたがるようなところ以外は倍率はそんなに高くなく(枠に対して定員割れしていることも多いし、自分のときもオーストラリア・ニュージーランドの大学全体で4人の枠に3人しか応募がなく、全員第一希望に決まった)、言い方は悪いが「どこでもいい(授業が英語で受けられるなら、必ずしも英語圏でなくてもいい)が海外の大学に行きたい」という人はほぼ確実に行けると思うので、チャレンジ精神のある人は出してみるといいと思う。若い時にそれまで育ったのと違う環境に行くのはいい経験になると思うのである(そういう意味では既に大学に入るまでに海外に住んだ経験のある学生より、まだ一度も日本を出ていないような学生にこそ海外に行ってほしいのだが、いずれにせよ枠は十分ある)。