コミューン

shuya-a さんと2人で奈良先端大周辺の公団住宅(UR)を見て回った。学生は

  • 中登美第三
    • 大学に一番近い公団住宅(車で10分)。奈良登美ヶ丘駅まで徒歩10分。
  • 平城第一
    • 大学まで車で15-20分。大学へのバスはあるが本数が少ない。夜6時とか7時が終バス。高の原駅徒歩18分。
  • 富雄

の三択らしく、どうしようかと思って駅まで徒歩で行けない富雄は自動的に消去(団地の近くも坂ばかりだし、富雄に住んでいる秘書さんも「あそこは不便だからお勧めしない」と言っていた)し、中登美第三と平城第一を見てから決めようと思ってこの2つに加え、shuya-a さんは4月から職員扱いなので職員用リストから補完して平城第二団地(高の原駅まで徒歩8分)を見ることに。

出かける直前大学の人事課に行って聞いてみたら、学振特別研究員は学生だけど職員扱いなので、職員の住宅でも借りられるらしい。

それなら平城第一は見なくていいか、ということで中登美第三と平城第二の2つだけ見ることにする。

最初中登美第三を見たのだが、これは部屋の中はリニューアルしていてほとんど平成築の部屋と変わらないのだが、外観や建物の配置が古きよき時代の団地を反映している。高校2年生まで東京の社宅で暮らしていたので、こういう団地別に違和感はないのだが、いまさら感はある。各階から下にゴミが落とせるダストシュートがあったりするのだが、これは無茶苦茶社会主義的。shuya-a さんと「これはコミューンだ、あそこの電波塔から指令が出ている!」と話しながら歩く迷惑な人たちだったかもしれない(笑) しかし全然人がいないのと、子どもすら歩いていないのはなぜ……? チェコに行ったときの団地集合を思い出すなあ。(午前中だったからか)

平城第二のほうは打って変わって閑静な住宅地(戸建てもたくさん建っている)。木も多いし住宅の中を小川が流れていたり、公園があちこちにあったりと、同じ時期に建てられているはずなのにここまで違うのか、とびっくりした。公園でママさん軍団が10人近く集合して子どもを遊ばせていたりしたのだが、団地といえば普通こんな感じを想像していたので、安心する。こちらはこちらで謎の全体放送があり、「将軍様のありがたい言葉が流れているよ」と shuya-a さんに言われたのだが、いったいなにが流れていたのか聞き取れず。小学校・中学校・高校などやたら多い地域なので、学校の放送だったかも。

職員だと今月いっぱい申し込み OK (学生だと今日まで)らしいので、急いで決めなくてよくなったのが一番の収穫かな。2つしか見ていないのに午前中全部潰れてさんざんだったが、見てよかった。