兄弟

午後弟たちと少し話す(一番下の弟は学園祭があって昨日一昨日といなかった)。毎月実家に戻ってきては彼らの話を聞く(両親や兄は自分が帰ってきたり起きたりする時間にはすでに家にいなかったり寝ていたりする)のだが、進んでいるような進んでいないようなよく分からない状況だ。まあ、少なくとも一番下の弟は来年4月から社会人なので、少しは変わりそうな気がする。浪人はあったものの、ほとんどストレートで来て正社員として働く人はうちの4人兄弟では彼だけではなかろうか(兄を見ていて学んだのであろうか?)。

研究室のサーバ室の電源容量が足りないのだが、Dual Xeon 2.8GHz でメモリが4GB、HDD も800GBあるマシン(松本研卒業した人に分かるように名前を書くと、elm と fir)が2台「みんな使わないから」という理由で退役になりそうである。音がかなりうるさいのでサーバ室以外には置けないし、そのまま捨てることになりそうだが、使ってくれる人はまだまだ使ってもらえるスペックだと思うし、なんかもったいないと思ってしまうのは貧乏性だからだろうか。まあ1台で電力消費これより少なくて10倍くらい速く、メモリも4-8倍、HDD 容量も2倍以上あるマシンが毎年4台くらいずつ追加されている現状では、みんなそっち使うのは仕方ない(強制して遅いの使え、とはさすがに言えない)。

しかしこんな環境で研究していていいんだろうか? これだけ潤沢にいろいろ使えるところにずっといると、厳しい環境に行ったときに生きていけなさそうである。あと環境は等比級数(指数関数)的によくなっても生産性は幾何級数(等差数列)的にしか増えないと思うので、投下されたリソースに見合う結果があるかと言われるとそうでもないと思うし……(でもそれは人を育てると思えば将来的には投資に見合うだけのものはあると思う。特にそんな乱世でもない現在は。)