手紙

Alida の家を出るとき、滞在中のお金を払うと言ったら「そんなもの受け取れないわ、友人として歓迎しているのだから頼むからしまって」と言われたので、代わりに手紙を書いて渡してきた。「ちょっと待って、お金入れていないでしょうね」とチェックされてしまったが……。(宿泊費は出るので領収書さえもらえればお金払っても全く問題なかったのだが)

前は「ヨーロッパ人はハグするけどわたしはそんなべたべたするの好きじゃないし、日本人はハグする習慣ないの知っているからしないわ」と言っていたのだが、今回はぎゅーっとハグしてくれた。もしかするとこれが最後かもしれないかと思うと泣きそうになった。

奈良に帰ったら定期的に手紙書こう。

空港に行ってから、そういえば絵はがき出し忘れたと思って飛行機に乗る前に急いで書いた。一昨日 ryu-i さんに「余ったので書きませんか」と渡したのだが、手紙出す人ではないので自分で出してください、と戻ってきたのだった。郵便ポストを探したのだが搭乗口付近にはなく、店の人に訊いたら「ここにはないけどわたしを信用してくれるなら今日仕事が終わるとき投函しておいてあげますよ」と言っていたので、お礼を言って託してきた。

奈良の自分の部屋に着くと母から祖父の容体を知らせる手紙が2通着ていた。週に2通から3通届くのだが、よく分からないところで筆まめ(書かない人には全然書かないけど書く人にはよく書く)なのは母に似たのかもしれない。