食事も終わりになると lcars (イタリア人。LDAP の人。先日日本にも来て trombik さんたちによろしくと言っていた)と tigger (イギリス人。Gentoo/SPARC) が英語について話している。SeJo もイタリア人の英語は変だとか言いまくっている。このとき自分はベルギービール飲んですでに微妙に酔っぱらっていたので、そんなに変かなあ、普通のアメリカ英語に聞こえるけど、と思っていたのだが、たしかに翌日しらふで話してみたら訛りまくっていた。fuck ってどう発音するの、とか woot ってなんて読むの(やった! みたいな叫び声でチャットで使ったりするらしいんだけど、チャットのような口語の書き言葉でないと使わないので、読み方なんて知らないが、あえて発音するならこうかな、と言っていた)tigger と lcars と wolf31o2 の彼女とで盛り上がっていたり、英語の単語をスペイン語風に発音したりイタリア語風に発音したりして遊んで言語話で盛り上がっていたのは、なんかヨーロッパだからかなあ、と思ってみたり(日本語の話も少ししたがあまり覚えていない)。
それを聞いていたアメリカ勢は、「どうせみんな少なくとも英語は使えるんだし、みんな英語使うようになりなよ、こんなたくさん言語あっても役に立たないよ」とか言って失笑を買っていたが、英語以外のヨーロッパ系の言語は(ドイツ語とフランス語は2年ずつ大学で勉強したので辞書があれば読めるけど)会話では全然分からない日本人の自分としては、ヨーロッパの言語は全部英語で統一されてくれればずいぶんと楽なのに、とか思ったりしたので、やっぱりヨーロッパでのこういう状況を見ると、バベルの塔の話も案外本当かもな、なんて気になった。
あと kingtaco はなんか馬鹿なことをしたり言ったりする(毎日ステーキ食ったりとか、SeJo に "Hey, sexy!" とか呼びかけて苦笑いされたりとか)と "I'm an American!" とか言って周りが爆笑したりすることがよくあったのだが、ヨーロッパ人の中に入るとアメリカ人って自虐ネタが成立するのか、と見ていて思わず笑ってしまった。まあ彼の性格のせいという気もするが……
しかし食べ終わってホテルに帰ると、どうも grobian が部屋にあぶれてしまったようで、kloeri と自分の2人部屋に押し込められて、一応ダブルになっている kloeri と同じベッドで寝るはめになったようだ。どれもこれも patrick のせいだとみんな言っていたが、かわいそうに。
