書き散らかしたもの(懺悔)

とりあえず ruby-config と g-ctan.sh をどうにかしたい。

ruby-config は Gentoo で複数のバージョンの Ruby をインストールしているとき /usr/bin/ruby がどのバージョンを指すか、1.6 と 1.8 と 1.9 で切り替えるスクリプトで、Gentoo で複数バージョンの Ruby サポートを入れたとき一緒にコミットした。g-ctan.sh は CTAN にある LaTeX パッケージを自動で検索・取得して Gentoo パッケージとしてインストールするスクリプトなのだが、書いたのは2年前で未だ本家ツリーに入れていない(つい先日欲しいという人がいたので Bugzilla には投稿してあるのだけど)。ちなみに ruby-config は他の config スクリプト(gcc-config とか、Python で書かれている)を参考に、インタフェースだけ同じにしてシェルスクリプトで書き直しただけだったりする。こんな統制のとれていないところが Gentoo クオリティ。

Gentoo の *-config ツールについて誤解のないように補足しておくと、*-config 系のツールは ruby-config を追加したころは他に2つか3つくらいしかなかったのであまり問題にならなかったが、その後乱立するようになって問題視されるようになり、最近は eclectic というフレームワークで統一するような動きになっている。emerge eclectic するとすでに対応済みのものもいくつかあることが分かるし、開発者向けのドキュメントも同梱されているので書き直すこと自体は難しくなさそうではある。というか eclectic は bash スクリプトなので Python 関係ないか。g-* スクリプトに関しても g-cpan.pl は Perl スクリプトで、g-* 系スクリプトも統一したほうがいいんじゃないの、という話もすでにあるので Python で書き直すのも政治的に調整してからやらないと無駄骨になる可能性があるのだけど。