K さんに薦められ、しのちゃんと観ようとしたのだが、どうも都合が合わず、そうこうしているうちに上映が終わりそうだったので渋谷シネアミューズ(Bunkamura前の映画館)で観てくる。
最初は伏線の張り方がうまいなとか構図よく練っているなとかいうのが頭に浮かんだが、話が進むにつれてそんなことはどうでもよくなって、えも言われないような、でも目を逸らしたくはないような、そんな感じで最後まで観た。我が家も4人兄弟で、実はあの中に描かれているようなことは他人事ではなく、自分たちにも思い当たる節がかなりある。どうにも言葉で言えないような後味。
実話に基づいているという話だったが、K さんも観る前に調べなくてよかったと言っていたし、先入観持たずに観たかったので、そのまま行ったのだが、観て K さんがなんで薦めてくれたのか分かった気がする。あとで実話の方を調べてみたが、こんな話だったのか。
感想めいたものを言うとすれば、「この映画を見てしまった自分はどうするんだろうか」.