なぜか会う人会う人に「就職?! 大学残るのかと思った」もしくは「大学院は？」と言われるのだが、そんなにミスマッチなのだろうか？ 一応自分が京大ではなく東大に入るくらいのミスマッチさではあろうと思っているのだが……。
編集の仕事の醍醐味って、この人にこの題材で書いてもらえば絶対いいものができる、と思ったら、その人に書いてもらえるよう説得し、実際出来上がったものを見て、改めて書いてもらってよかった、とつくづく思うときにある。
この至福感が分かるだけで編集者になるべきだと自分でも思う(分からない人には分からないし、自分で書くほうがいい、という人もいるし、読むだけでいい、という人もいるし、批評するのが合っている、という人もいる)のだけど、なんで自分はそこでためらうことがあるのだろう。考えているうちに書類提出締め切りがきてしまうので、決断するべきときは決断するしかないな。
