年度末4月のために大掃除

昨日で卒業する学生を見送ったのだが、今日は来年度の準備ということで出勤。

午前中は1時間ほどメール処理をしてから共同研究のミーティング。今年度の成果をどうするかという話があるのだが、共同研究ごとに何が成果物になるかか微妙に違う。

昼からは進捗報告(1:1)。今年は論文誌をひたすら出していきたいので、これで決着つくといいのだけど……。裏では学生たちが大掃除をしてくれていたようである。

午後は留学生・留学委員会のあと、部屋の清掃。明日にワックスがけをお願いしてしまったので、不要なものは全て処理しないといけないのだが、割と大変……。紙でやっていた頃の小テストや中間・期末試験をシュレッダーにかけまくったりした(2020年以降は電子的にやっているので、残っているのは2019年度以前のもの)が、結局2時間くらいかかった。

しかし研究室の来年度の座席について改めて検討すると、座席が昨年度と比較して3席足りず、急遽使っていなかった座席1つを復活させ、かつ岡さんが使っていた机3つのうち1つを切り離して移動させてもまだ足りず、元々教員室で秘書さんが使っていた机を移動させようかと検討中。これで(休学中の学生や社会人の学生には座席を返還してもらった上で)80平米の部屋に16人(プラス特任助教1)、40平米の部屋に8人で、さすがにもう限界だと思う(1人あたり5平米って相当狭い)。

結局80平米の部屋だとぎっしり詰め込んで16人が限界で、4-5人の学部生が配属されてそのほぼ全員が修士に進学すると揃ってしまう人数なので、本学はそもそも外部から大学院生が来る想定で作られていないし、博士後期課程にもほぼ進学しない前提で設計されており、外部から修士の2年間だけ滞在する学生を受け入れるのは色々な意味で難しい、ということが分かった9年間であった。結局もう都立大では(これだけではないいくつかの理由により)外部生は受け入れないことに決め、去年の夏以降、受験の問い合わせは全て断っている(受験を前提としない研究生は、座席を確約できないことを条件に受け入れているが)。本当は(人事はともかくスペースについては)学科単位で工夫すれば何とかなることだとは思うのだが、解決しようとしてもすぐにどうこうできる話ではなく10年以上かかると思われるので、今大学院に入りたい人には関係ないだろうし、どうしようもない……。