年俸が900万を突破した

いろいろあって先週新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種のせいか体調が悪く、今日は特にミーティング等が一つも入っていなかったので、有給休暇を取得。といっても、特に仕事をしないわけではなく、単にいつもより休憩を多く取るだけだが……。

というわけで午前中からお昼にかけてはメール処理したりなんだりで3時間。午後は国際会議と論文誌の原稿のコメント、合わせて2時間半で、いつもよりは少なかったかなと。

あとそろそろ確定申告の季節なので源泉徴収票を調べてみたところ、2021年に都立大から支払われた給与は以下の通りらしい。昨年の記録

  • 支払金額: 9,074,792円
  • 給与取得控除後の金額: 7,067,312円
  • 所得控除の額の合計額: 2,182,634円
  • 源泉徴収税額: 356,600円

着任9年目にして、ようやく年俸900万を超えた。いまの仕事の量としては、これくらいもらえるなら妥当かなと思うのだが、そもそも昨年度が総合 S 評価で今年度のボーナス2回分それぞれに重みがかかっているはずなのに、それでいてこの金額というのはどうなんだという気もする(准教授ではS評価をもらわない限り900万円行かない気がする)。昇給のペースも人によって差があるわけでもないし。まあ、評価なんてどうでもいいだろうから、評価は気にせず好きにやってね、というメッセージなのだろうとは思うが……。ちなみに研究や教育はほとんどずっと S 評価なのだが、大学運営の項目が学部教務とか学部入試みたいな重たい委員会の委員長をやるクラスでないと S 評価にならないので、総合評価 S をもらうのは相当大変(たまたまそういう委員長をやっている年に他の項目も S 評価にならないと総合 S 評価にならないので、自分のがんばりだけでもらえる評価ではないし、学部教務や学部入試の委員をやるだけでも大変なのに、それぞれの委員長がどれくらい大変かは大学教員の人なら分かってもらえると思う)。

  • 2013年(35歳) 660万(奈良先端大助教3ヶ月+首都大准教授9ヶ月=大学教員4年目)
  • 2014年(36歳) 720万(首都大准教授=大学教員5年目)
  • 2015年(37歳) 750万(首都大准教授=大学教員6年目)
  • 2016年(38歳) 780万(首都大准教授=大学教員7年目)
  • 2017年(39歳) 810万(首都大准教授=大学教員8年目)
  • 2018年(40歳) 840万(首都大准教授=大学教員9年目)
  • 2019年(41歳) 890万(首都大准教授=大学教員10年目)S評価、昇給が線形と仮定するとS評価でなければ855万?(ボーナス増額が35万)
  • 2020年(42歳)870万(都立大准教授=大学教員11年目)
  • 2021年(43歳)910万(都立大准教授=大学教員12年目)S評価、ボーナス増額が35万と仮定すると、本来870万のまま?