教員もカタカナ用語は分からない

今日は上の子は家で、下の子は土曜保育。

午前中は受託研究の申請書の仕上げ。色々入れるべきことはあるのだが、ベストエフォート的にはこれくらいだろうか……。

午後は国際会議の原稿2本にコメントを入れる。来週が〆切なので、自分からのコメントはほぼこれでおしまい。受託研究の研究計画書がなければもう少し時間が取れたとは思うが、あちらはあちらで2年後のことを考えると重要なので、これはこれで仕方ない(これで全滅だと泣きそうだが)。

夕方は授業の科目概要を書いたりする。これまで担当したことがある科目は大体それのコピペを編集するくらいでいいのだが、新しい科目の概要を書くのはなかなか難しい。

そういえば「システムデザイン学部」というところに所属しているのだが、この学部にいるからといって「システムデザインとは何ぞや」ということを特に教わったわけでも、そういう文書がどこかにあると聞いたわけでもなく、自分が思う「システムデザインとは」というものを授業で話すことはあるのだが、それが正しいのかどうかいまいち分からない。(学生は、3年生で「システムデザイン論」という授業を受けると、勉強するらしいのだが)

システムデザイン学部を作った方々は、作るときには散々議論してこういうコンセプトにした、ということで、2018年の学部再編でも「工学部」という名前にはせずに「システムデザイン学部」のままで行くことにした、というのだが、なんだかうやむや感がある。まあ、情報「科学」科やインダストリアル「アート」学科があるので、工学部です、と名乗るのは微妙なのかもしれないが……(いわゆる STEAM 全部盛りの学部なので)

夕方、上の子は同級生2人と公園に行って遊んでいたのだが、喧嘩したということで上の子だけ泣きながら帰ってきて、心配した同級生2人とその母親たちが様子を見にきてくれた。上の子だけが知っている公園に連れていったのに、仲間外れにされた、というのが嫌だったらしいが、帰り道も分からないかもしれないのに黙って置いてきてはいけない(まあ親がいたし、GPSつきの携帯も持っていたので実害はないのかもしれないが)、ホストなんだから最後まで責任を持ちなさい、と諭す。小学校に入ってからというもの、このように何はどういう理由でやってはいけないか、ということを言う機会が格段に増えていて、保育園では大人の目が多かったから全部保育園で守ってくれていたんだなあ、と思ったりする。まあ今でも学童に行っている間はこういう揉めごとはなくて、友だちと約束して(子どもたちだけで)遊んでいるときによくあるだけだが……。