不必要になった書類をシュレッダー

今日も日野キャンパスに行かないといけない用事があったので出勤。元々は後期入試の仕事が入っていたのだが、調整の結果免除していただけたので、本当にありがたい(これまでも、後期入試は時々受験生の数によっては免除されることがあった)。最近は毎月1-2回くらいポカミスするので、試験監督等何かあると新聞沙汰になるような仕事は本当にやりたくなかったのである。

昼は半年に1回の粗大ゴミ・PC 類廃棄の日だったので、故障している MacBook Air/Pro や I/O エラーで読めなくなった HDD などを一斉廃棄。少し壊れてもキーボードや液晶、バッテリーなどのパーツ取り用に置いておいたりするのだが、パーツ取りとしても使えないくらいになったマシンたちなので、お疲れ様、という気持ちである。毎年減価償却を考えて4-5台の個人端末を更新しているのだが、今年度は旅費がかさんでほとんど計算機にお金を使えなかった(新しく買ったのは2台のみ)。来年度は新型コロナウイルスの動向によってはほとんど旅費が使えないので、個人端末の入れ替えをしていきたい(2年分あるので、6-8台更新する必要がある)。

午後は書類をスキャンしたりシュレッダーにかけたり。学生の成績にかかる書類はしばらく残しておかないといけないのだが、さすがに卒業した学生の分はいいだろう、ということで、この3月で卒業する学生の代の答案用紙やら小テストやらを捨てる。首都大に来て7年目で、2年目から1年生の授業を持つようになったので、これで M2 までの全ての学生を B1 から見てきたことになるが、だいたい B2 以降の授業の出来を見るとその後の活躍ぶりがほぼ分かるような気がするが、感覚的には B1 の(専門を含む)授業の出来とその後の専門科目の成績は実はあまり相関がない(B1 の成績が悪くてもあとでよくなることも、その逆も普通にありうる)。その後別の B1 の授業も複数持ってみたが、B1 だけは前期も後期も何か特殊な気がしている。

「高大接続」と言って接続をスムーズにしようという試みがあるが、入学の段階ではざっくり取って、入ってからコースを選択できるようになっている方がいいんじゃないかなぁ(あるいは転学科や転コースをもっと簡単にできるようにする)。大学に入る前に考えていたこと、大学に入ってから考えが変わることは非常に多いし。ただ、日本だと入り口(入試科目)で絞ってしまう(受験生も、指定科目になければ勉強しない)ので、入試科目が同じ学科・コースでないと一括りにできない、というのが一番クリアすべき問題かもしれない(システムデザイン学部では情報科学科とインダストリアルアート学科は他のどの学科とも違う)。