満席で座る隙間のない講義

今日から授業。2時間目は大学院の隔年開講科目の「自然言語処理特論」である。初回なので何人来るか不明だったが、教室がほぼ満員だったので、少し大きな部屋に変えてもらった。前回は後期の授業だったので少し余裕があったが、今回は前期の授業にしたので人がたくさんいるのかもしれない。

隔年の授業だと、気持ちが入れ替わるので新しい内容を入れる気になる一方、前回の内容を忘れているのでそこそこ準備にオーバーヘッドがあるのが問題。隔年の講義はあまり嬉しくないので、現在のままならクォーター制にして(全学ではクォーター制は導入されているのだが、システムデザイン学部・研究科では導入されていない)全教員が毎年8回(1単位)やる方がいいと思うのだけど……(もう一つの案は、内部進学の学生は大学院の授業を早期履修できる制度の導入で、これなら内部生から見た隔年開講の弊害はかなり少なくなる)。

お昼からは近況報告を聞く。学会発表を終えてのんびりしている人はいいのだが、学会発表をしていない人は、そろそろやらないと夏休み前の発表が難しいような……。

夕方は履修相談のために南大沢に行ったが結局一人も相談に来なかった。その分、論文の査読が進んだが、これは確かに南大沢ではなく日野の研究室を指定するのでよかったと思った。日野の教員は2回設定しなければならない履修相談のうち、1日は日野キャンパスの自分の研究室を指定していいことになっていたが、情報科学科は1年生しかいないので、2回とも南大沢開催にしていたのである。来年は片方日野かなぁ。